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日産自動車、グローバル・マネジメントの変更を発表

〜日産180の実行に向けた体制のために〜


日産自動車(株)(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は、本日3ヵ年の新計画である「日産180」の実行をサポートする為の4月1日付け組織改正を発表した。

ゴーン社長は今回の改正に関して以下のように語っている。「競争の激化するグローバル環境において日産180をスタートするにあたり、我々は組織に焦点をあて、その強化と合理化を進めていく。当社の2002年度の重点課題は、品質及びコスト面における目標を達成しながら、グローバルに12の革新的な新型車をタイムリーに投入することにある。その為に生産の効率化と、車両からパワートレインに至るエンジニアリング分野に注力していく。エンジニアリングにおいては、車両とパワートレインに関する開発体制をより密接なものにしていく。最後に、今年予定している中国市場への本格的な参入に併せて、この成長著しい市場への挑戦に対応する組織変更を実施する。」

これらの目的を果たすために、高橋忠生が常務から副社長に昇格し、小島久義副社長の後任として、生産部門及びサプライチェーンマネージメント本部を担当する。小島副社長はジヤトコ(株)社長に就任する予定である。高橋は、副社長昇格に伴い、エクゼクティブ・コミッティのメンバー(8名体制)に就任、来る株主総会での承認をもって取締役に就任する予定である。

高橋は産業機械事業、マリーン事業もあわせて担当する。

今津英敏は常務に昇格し、高橋常務の後任として生産事業本部及びサプライチェーンマネージメント本部を担当する。山本芳正はVPに昇格、生産技術本部のうちパワートレイン関連を担当し、高木茂常務にレポートする。関口昇はVPに昇格、産業機械事業部とマリーン事業室を担当する。

技術関連部門での変更としては、仲村巖常務が、日産ディーゼル工業(株)社長に就任予定の為、転出。川崎肇常務はカスタマーサービス関連部を担当。日産テクニカルセンター・ノースアメリカ社長の石田繁夫は常務に就任し、パワートレイン開発本部を担当する。

更に、環境、安全性能、及びITに重要な役割を担う研究開発部門強化のため、菅裕保VPは常務に昇格、環境・安全技術部、先行技術開発本部、電子技術本部を担当する。技術関連機能については、引き続き大久保宣夫副社長にレポートする。

中国市場への対応として、4月より中国事業部門を新設し、中村克己常務が率いることとなる。

志賀俊之常務は現在担当しているアジア・オセアニア・中南米の海外販売地域に加えて中近東・アフリカを担当し、全ジェネラル・オーバーシーズ・マーケット(GOM)販売を統括する。(4月より、GOMの定義は日本、北米、欧州を除くマーケットを示す。)

中近東・アフリカの海外販売を担当している竹辺圭祐常務は日産プリンス大阪販売(株)副社長に就任予定である。更に、国内販売会社の強化を図り、新年度より連結販売会社のうち13社において社長交替を行う。

その他の変更は以下の通りである。

安楽兼光副会長は日産不動産(株)社長に就任予定であり、伊佐山建志副会長が現在の職に加えて、安楽副会長が担当している渉外部を引き継いで担当する。

グローバルアフターセールス事業の強化の為、グローバルアフターセールス部を新設し、これを戸井田和彦常務が担当し、松村矩雄副社長へレポートする。更なる部門強化のため、松村副社長はグローバル販売・マーケティング部門を継続して統括する。

市場調査情報室が新設され、星野朝子がVPとして就任し、ペラタ副社長へレポートする。

財務部長の佐藤明はVPに昇格し、ムロンゲCFOにレポートする。また、財務部資金グループ主管のドミニク トルマンも同じくVPに昇格、統合される広報・IR部を担当し、ゴーン社長にレポートする。バリューアップ推進支援チーム、組織開発部、ジェネラルサポート部、秘書室の担当として嘉悦朗主管がVPに昇格する。

また、青木征彦常務は(株)日産コーエー社長に、児玉了三常務は日産トレーディング(株)社長にそれぞれ就任予定である。

「日産180」は、日産リバイバルプラン(NRP)に続くもので、会社をあげての利益ある成長への計画であり、3つの目標を設定している:1)2004年度末までに年率換算で100万台増のペースにまで引き上げる、2)売上高営業利益率8%を達成する、3)自動車事業関連の有利子負債をなくす。

NRPは1999年10月18日に発表され、2000年度の連結当期利益の迅速な黒字化、2002年度末までの売上高営業利益率4.5%以上、自動車事業関連有利子負債の7,000億円以下への半減の3つをコミットメント(必達目標)としてきた。これらのコミットメントは一年前倒しで2002年3月に達成する見込みであり、「日産180」への道を切り開くものである。

以 上