「NISMOフェスティバル」開催



-- 降雪にもかかわらず2万7100人のファンが富士スピードウェイに来場 --


12月4日、恒例のモータースポーツファン感謝イベント「NISMOフェスティバル」が富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。2003、2004年はサーキットが改修中であったため、富士スピードウェイでの開催は3年ぶり。午後から雪の降る悪天候にもかかわらず、2万7100人の日産・ニスモファンが来場、一部は氷点下の中徹夜で開場待ちの列を作っていた。

今回のハイライトとして、1960年代後半に活躍し、このほどレストア(復元作業)が完了したレースカー「R380-II」(1967年)、「R381」(1968年)と、「R382」(1969年)のお披露目走行が行われた。このデモランに当時のライバルである「トヨタ7」(1969年)が事前告知なしに登場し、ランデブー走行を披露した。もう1つのサプライズ企画として、2006年にSUPER GTシリーズに参戦する仕様のフェアレディZが走行するなど、会場のファンを喜ばせた。
また、ニスモが主催するマーチによるワンメークレース「マーチカップ」の模擬レースには、日産自動車のカルロス タバレス副社長がゲストで参戦した。
この他にも、1998年にルマン24時間レースで表彰台を飾った車両や、往年のレースで活躍したスカイラインやフェアレディZの模擬レース、ドリフト車両の競技、ファンとドライバーの交流イベントやウエア&グッズやパーツなどの販売も行われた。

プログラムの締めくくりには、コース上に今回登場したレーシングカー&ドライバーが集合し、NISMOチームドライバーの本山哲とミハエル・クルム、NISMO代表取締役社長の眞田裕一が、今季のSUPER GTレースにおいて3年連続となるチームチャンピオンを獲得したお礼と、来年への決意を宣言して閉幕した。

■カルロス タバレス(日産自動車副社長)のコメント
「これほど多くの日産ファンの方々にお会いすることができて、たいへん嬉しく思います。みなさんの情熱に支えられているのが改めて実感できました。これからも日産のモータースポーツ活動への応援をどうぞよろしくお願いいたします。」

■眞田裕一(NISMO代表取締役社長)のコメント
「寒い中、しかも荒天の中たくさんのファンの皆さんにお集まりいただき、本当にありがとうございました。来年もみなさんの期待にお応えしてすばらしいレースをお見せできるように頑張りますので、ぜひ熱いご声援をよろしくお願いします。」


以 上