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「バハ・ポルタレグレ」でマルク・ブラスケスが総合優勝し、FIAバハ・インターナショナルカップのタイトルを獲得

10月14日- 15日 ポルタレグレ(ポルトガル)
FIAインターナショナル・クロスカントリー・カップ・フォー・バハ最終戦「バハ・ダ・セラ・ポルタレグレ500」(スペイン国内オフロード選手権併催)が10月14-15日に開催され、T1仕様の日産ナバラをドライブしたスペインのマルク・ブラスケスが総合優勝。激戦のバハ・インターナショナルカップのタイトルを獲得した。

ポルトガルの街・ポルタレグレ周辺で開催されたこのイベントには、四輪60台、二輪142台、クワッドバイク288台が参加。モータースポーツの国際イベントの中でも、大規模なものとなった。

スペイン日産から出場したT1仕様・日産ナバラのマルク・ブラスケス/ヨルディ・メルシャント組は、初日から圧倒的なリードを握り、特に400km超のステージが設定された最も過酷なレグ2ではオープニング2本のステージで勝利。2位につけていた地元ポルトガル出身の日産ドライバー、ミゲール・バルボサがパンクで遅れたこともあり、この日を走り終えた時点で同車以下に3分30秒の大差を築いて首位のポジションを固めた。また、新型日産パスファインダーで競技デビューを飾ったレ兄弟が3位につけるなど、日産勢が1-2-3-4位を独占した。バルボサとレ兄弟は、最後までこの順位を維持。最終リザルトでも、日産勢がポディウムを独占した。

この難関ラリーでは、ブラスケスのライバル、チェコのヨセフ・シコラがリタイア。この結果、ブラスケスは、2年連続となるFIAバハ・インターナショナルカップのタイトル獲得が決まった。また、このリザルトにより、ブラスケスはスペイン国内選手権でのリードも堅守。ダブルタイトルを目指し、11月にクエンカで開催される最終戦に挑む。

マルク・ブラスケス
「このタイトルはチームにとって本当に特別な意味があり、とてもうれしい。先日、チームの仲間であるサンティ・ガリが逝去するという悲しみに直面したばかりなので、この勝利は、我々が仲間に贈る最高の追悼となる。2回目のバハ・カップタイトルを獲得したことは、僕にとってもチームにとっても非常に重要なこと。この最難関のラリーで決められたことは、ことさらうれしい」

以 上