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日産が11回目の年間タイトルを獲得してシリーズを終了-南アフリカ・オフロード選手権第8戦レースレポート-

11月17日-18日 南アフリカ
2006年南アフリカ・オフロード選手権(ABSA)最終戦となる第8戦「カーニバル・シティ400」がガウテングで開催され、南アフリカ日産モータースポーツは2006シーズンを、6年連続ドライバーズタイトル、コ・ドライバーズタイトル、そして11年連続国内モータースポーツシリーズタイトル獲得で締めくくった。

ステアリングアームとドライブシャフトが破損しシーズン最終戦はリタイアを余儀なくされたものの、南アフリカ日産モータースポーツ製の日産ナバラで参戦したハンス・グロブラー/フランソワ・ジョルダーン組は、先月に行われた前戦でドライバーズ、コ・ドライバーズタイトルの獲得を既に決めていた。今回の最終戦で優勝したのは、トヨタ・ハイラックスのベヴァン・バートホルド/ロビン・ホートン組。日産のプライベーター、アーノルド・デュプレシス/ヨハン・コックス組(BBオートグループ日産ハードボディ)が3位でフィニッシュした。

南アフリカ日産モータースポーツの南ア国内での活躍は、1996年、グループNプロダクションカー選手権で始まった。その後、ツーリングカーレース選手権に4年連続参戦、2001年にオフロード選手権への参入を果たした

このカーニバル・シティ400は、1年の中でも最もタフなイベントの一つとして知られており、今年も例外ではなかった。360kmの競技をスタートした78台の車両のうち、湿地や岩だらけの丘陵、厳しい川渡りなどの過酷なコースを生き残ったのは、わずか20台。さらに断続的などしゃ降りにより、道が危険の潜む苦境へと姿を変えた1日となった。

「ついていない1日だった。最も悔しいのは、3年前と同じように、最終戦に両マシンが完走できなかったこと。しかし、既に6年連続のタイトルを決めていたのは、うれしいこと」と南ア・日産モータースポーツのジェネラルマネージャー、グリン・ホール。「両マシンに発生したステアリングアームのトラブルは、2007年型マシンではフロントサスペンションの設計を変更して対策済みであり、故障したパーツは既に過去のもの。最終戦は残念な結果となったが、8戦中5勝、2位3回という素晴らしいシーズンとなった」とホールは付け加えた。

以 上