日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、ビジネスバン「ADバン」、「エキスパート」を「AD / ADエキスパート」としてフルモデルチェンジし、2007年1月19日より全国一斉に発売する。
AD 1.5VE | ADエキスパート 1.8LX |
「SHIFT_ business」日産は新型ADでお客さまのビジネスをシフトする
- 「AD / ADエキスパート」の特長は以下の通り。
- ・スーパー コンビニエンス コックピット
- ・スーパー ユースフル ビッグラゲッジ
今回発売する「AD / ADエキスパート」の最大の特長は、あらゆるビジネスシーンにおける圧倒的な使いやすさの実現である。運転席周りには車内でもノートパソコンが楽に操作できる折り畳み式のテーブルなど実用性に優れた装備や多彩な収納スペースを設定した。また、積載性においては、広いバックドア開口長と低いフロア高が、荷物の積み降ろしを容易にするとともに、クラストップレベルの荷室長、荷室高、ホイールハウス間寸法は、より多くの荷物を積めるスペースを実現している。メカニズムにおいては、HR15DEエンジンが中低速域トルクと静粛性の向上、低燃費を、MR18DEエンジンが力強くしっかりとした走りを実現している。さらに、専用にチューニングしたサスペンションが、空車から積載状態まで快適な乗り心地を確保している。
なお、4WD車については、2008年夏からの販売とし、現行の4WD全車、1.5MT車及びCNG車を継続して販売する。
<販売目標台数> 3,200台/月
- <車両概要>
- 1. パッケージと利便性
- スーパー コンビニエンス コックピット
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- 助手席シートバックパソコンテーブル(折畳式): 助手席の背もたれを倒すと出現する大型のシートバックテーブルを採用し、運転席に座ったままの楽な姿勢で、A4サイズのノートパソコンの操作や、書類などの記入が容易に行える。
- ビジネスバッグトレイ: A4サイズのノートパソコンが入る標準的な鞄を収納可能。
- ビジネスファイルボックス: 容量10Lの大型トレイ。厚さ115mmのA4大型ファイルなどを収納可能。
- ホワイトボード: インストセンター上部にホワイトボードを設置。電話中にメモを取ることができ、領収書等をマグネットではさむことも可能。
- 運転席周りに、コンビニフック、ペンホルダー、カードホルダー、カップホルダーなど、使い勝手の良い多彩な収納を設定。
- スーパー ユースフル ビッグラゲッジ
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- クラストップレベルの荷室床面長1,952mm(フロントシートスライド中央)とホイールハウス間寸法1,150mmにより、広い積載スペースを実現し、京間畳の平積みも可能。
- 大きく開くバックドアと低い床面により、無理のない姿勢で荷物を積み降ろすことが可能。
- その他
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- ヘッドランプやルームランプを自動的に消灯させるバッテリーセーバーを全車に標準装備する他、車内で携帯電話やパソコンの充電ができる電源コンセントを全車にオプション設定した。また、車両間での載せ換えが可能な小型・薄型・軽量なナビゲーションシステムをお求め易い価格でディーラーオプションに設定した。
- 2. メカニズム
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- ピラーの形状および取り付け位置により視認性を向上させるとともに、クラストップレベルの最小回転半径により、狭い街中でも楽な取り回しが可能。
- 中低速域トルクと静粛性を向上し、低燃費を実現したHR15DEエンジンの他、CR12DEエンジン、MR18DEエンジンを採用。
- フロントはストラット式、リヤにはH型トーションビームを採用。フロントに防振インシュレーター付サブフレーム、オフセットコイルスプリング、リヤに大型アームブッシュ、スプリングアッパーラバーなどを搭載し、優れた操縦安定性と快適な乗り心地、静粛性を実現。
- 乗降頻度が高い運転席シート及び助手席シートは、耐久性を前型ADバン比で約2倍に向上。
- 工場でのサスペンション取付け精度向上により、さらに優れた走行安定性を確保。
- 3. 安全/環境
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- GX及びVXグレードに前席ヘッドレストを、運転席SRSエアバッグシステムを全車に標準採用。
- CR12DEエンジン車およびHR15DEエンジン車は「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」*1の認定を取得。また、MR18DEエンジン車は「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV )」*1の認定を取得。さらに、CR12DE、MR18DEエンジン車は「平成22年度燃費基準+10%」を達成、HR15DEエンジン車は「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、グリーン税制*2の優遇措置が受けられる。
*1: | 2000年4月より国土交通省が、一般消費者の選択を通じ、排出ガス低減性能の高い自動車の普及を促進するために開始した低排出ガス車認定制度。2003年9月に「平成17年排出ガス規制(新長期規制)」が制定されたことを受け、同年10月に制度が改訂され、NOxおよびNMHCの排出量の低減レベルが基準より50%低減した「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(U-LEV)」と75%低減した「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」の2種類が設定された。 |
*2: | グリーン税制適合車には、2008年3月31日までの新規登録車に対し、自動車取得税減税(自家用車の場合15,000円または7,500円の減税)、自動車税減税(登録翌年度から1年間、50%軽減または25%軽減)が適用される。 |
<全国希望小売価格(消費税込み)>
(単位:円)
駆動 | グレード | エンジン | ミッション | 価格 | |
2WD(FF) | AD | DX | CR12DE | E-ATx | 1,218,000 |
VE | 1,255,800 | ||||
DX | HR15DE | 1,319,850 | |||
VE | ☆ 1,357,650 | ||||
AD EXPERT | GX | 1,396,500 | |||
LX | MR18DE | ☆ 1,554,000 | |||
VX | 1,757,700 |
☆掲載写真車種
E-ATx:フルレンジ電子制御4速オートマチック
以 上