日産自動車、グローバル市場向け第一弾モデルをインドネシアに投入

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン、以下日産)のインドネシア現地子会社であるインドネシア日産は、日産がグローバル市場向けに開発した新型車シリーズの第一弾モデルを、「グランド リヴィナ(Grand Livina)」としてインドネシアに投入する。

グランド リヴィナ

グランド リヴィナ

「グランド リヴィナ」は、スタイリッシュなMPVで、さまざまなお客さまのニーズに対応するよう開発され、セダンのような乗り心地と、エレガントでスポーティなデザインを特徴としている。乗車定員は7人で、内装は多彩なシートアレンジを特徴としており、その他にも数多くの利便性のある装備を採用した。 車体はモノコックボディで、エンジンパフォーマンス向上のためCVTC(連続可変バルブタイミングコントロール)付MR18DEガソリンエンジンとHR15DEガソリンエンジンを搭載する。ミッションは、4速オートマチック(MR18DE・HR15DE搭載車)、6速マニュアル(MR18DE搭載車)、5速マニュアル(HR15DE搭載車)を設定している。なお、インドネシアは本モデルの右ハンドル仕様を投入する初めての市場となる。

インドネシア日産は、「グランド リヴィナ」を今後のインドネシア事業発展の為のキーモデルとして位置付け、2007年の販売計画台数21,000台のうち、同モデルを12,000台としている。
インドネシア日産はこの新型モデルを投入するために、6千万USドル(約71億円)を投資し、販売網の拡張、顧客サービスの向上、日産生産方式(NPW:Nissan Production Way)の導入による世界生産品質の達成と生産同期化に向けての車体組立・塗装工程などの拡張を行なっている。

「グランド リヴィナ」はインドネシア・ジャカルタの東75キロに位置するインドネシア日産のチカンペック工場で生産され、4月5日よりインドネシア国内の日産ディーラー網で一斉に販売開始される。希望小売価格は1億3,850万インドネシアルピア(約179万円)〜2億350万インドネシアルピア(約264万円)である。

注:為替レートについては最近の為替相場、1USドル=118円、1円=77.16ルピアをもとに換算した。

以 上