北米日産、スズキ向けピックアップトラックを2008年より生産開始

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)の北米統括会社である北米日産会社(NNA)は、11日(日本時間12日)、同社の「フロンティア」をベースとした中型ピックアップトラックをスズキ株式会社(本社:静岡県浜松市南区高塚町 社長:津田 紘)向けに生産すると発表した。同車は、北米日産のスマーナ工場(テネシー州)にて現地生産される。

スズキ向けに供給する中型ピックアップトラックは、2008年の生産開始に向け、スマーナ工場で現在生産準備を進めている。なお、同車はスズキが北米のみで販売するものである。

日産とスズキは2006年6月、国内でのOEM、海外でのOEM、そして海外での生産協力の3項目において、事業協力関係の拡大に関する合意を発表している。今回の米国でのピックアップトラックの供給は、本合意の一部を実現するものである。これにより、日産は、量産効果が高まり、生産性の向上を図ることができる。

以 上