• ホーム
  • /
  • 日産自動車、世界初ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)、ナビ協調機能付インテリジェントクルーズコントロールを12月発売予定の「フーガ」に搭載

日産自動車、世界初ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)、ナビ協調機能付インテリジェントクルーズコントロールを12月発売予定の「フーガ」に搭載

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、13日、世界初の技術であるディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)とインテリジェントクルーズコントロール(ナビ協調機能付)を12月に発売する「フーガ」に搭載すると発表した。
ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)は、自車と先行車両との車間距離を維持する操作を支援し、市街地走行から高速走行までの幅広いシーンで、ドライバーの運転負荷を軽減する。インテリジェントクルーズコントロールに世界で初めて搭載したナビ協調機能は、ナビゲーションシステムからの情報をもとに、前方のカーブの大きさに応じて自車の車速を制御するシステムである。
それぞれの技術の概要は、以下の通りである。

1.ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)(世界初)
ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)は、車両前部に設置したレーダーセンサーからの情報をもとに、先行車両との車間距離や相対速度に応じてブレーキを制御するとともに、アクセルペダルを踏んでいる場合には、アクセルペダルアクチュエーターによりペダルを押し戻す力を発生させることで、ドライバーの車間維持操作を支援する。

  • 自車が先行車両に近づいた場合
     
    ドライバーがアクセルペダルを戻すと、システムが滑らかにブレーキをかけて減速し、ドライバーの車間維持操作を支援する。ドライバーがアクセルを踏んでいる場合は、アクティブ アクセルペダルがアクセルペダルを押し戻す方向に力を発生させ、アクセルペダルを戻す操作を支援する。ドライバーがアクセルペダルを戻すと、システムが滑らかにブレーキをかけて減速する。
  • 先行車両の減速などにより、ドライバーのブレーキ操作が必要だとシステムが判断した場合
    アクセルペダルアクチュエーター
    ディスプレイの表示及びブザーによる警報で注意を促すとともに、アクティブ アクセルペダルがペダルを押し戻す方向に力を発生させ、ドライバーがアクセルペダルからブレーキペダルへ踏みかえる操作を支援する。
  • システム構成図
2.インテリジェントクルーズコントロール(全車速追従・ナビ協調機能付)
車両前部に設置したレーダーセンサーからの情報により、先行車がいる場合は、ドライバーが設定した車速を上限として、車速に応じた車間距離を保つよう制御し、先行車がいない場合は、ドライバーが設定した車速で定速走行するインテリジェントクルーズコントロールに、以下の新機能を追加した。

  • 全車速追従機能
    制御する車速の範囲を従来の約5km/h〜100km/hから、停止(0km/h)まで拡大し、先行車両が停止した時は、自車もそれに応じて停止する。

  •  
    ナビ協調機能(世界初)
    ナビゲーションシステムからの情報をもとに、前方のカーブの大きさに応じて自車の車速を制御することで、ドライバーの加速・減速操作を支援する機能。前方のカーブの大きさに応じて緩やかに減速し、カーブ路を出て直線路になると、再びドライバーが設定していた車速まで滑らかに加速する。
  • システム構成図

尚、ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)及びインテリジェントクルーズコントロール(全車速追従・ナビ協調機能付)を同時装着した場合、ドライバーは、ステアリングにあるスイッチによってシステムを切り替え、任意に使い分けることが可能である。

以 上