日産カーウイングスが、第18回省エネ大賞において 「資源エネルギー庁長官賞」を受賞

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は17日、日産カーウイングスで提供しているエコドライブをサポートするサービスが、経済産業省資源エネルギー庁、財団法人省エネルギーセンター主催による第18回省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)において、資源エネルギー庁長官賞を受賞したと発表した。

省エネ大賞は、優れた省エネルギー性、省資源性等を有する民生用エネルギー機器・資材及びエネルギー利用システムを広く公募、発掘し、それらを表彰することにより、その開発支援・普及促進を図り、CO2などの排出量削減に貢献し、省エネルギー型社会の構築に資することを目的としている。同社が今回受賞したカーウイングスのサービスは、能動的にドライバーに働きかけ、運転方法の改善を促し、実用燃費の向上を実現するもので、具体的なサービス内容は以下の通りである。

  • 最速ルート探索
    リアルタイムの交通情報に、これを蓄積して生成した統計交通情報を加え、さらにこれらの情報を用いて将来の交通状況を予測する日産独自のロジック(*)や会員同士の走行情報から生成するプローブ交通情報(*)を活用して、目的地に最も早く到着するルートを探索し、ドライバーに案内する。これにより、移動時間が短縮され、平均旅行速度が向上するため、燃費が改善し、CO2排出量が削減する。このサービスは、ナビゲーションの操作、またはオペレーターサービスを利用することで、カーウイングス会員の誰もが簡単に利用することができる。
    (*)カーウイングスナビゲーションシステム(HDD方式)に搭載

  • エコ運転アドバイス
    クルマから送信される燃費情報を用いて、同一車種を使用している他のカーウイングス会員と比較した燃費ランキングをカーウイングス会員毎の専用ホームページ(愛車カルテ)に表示させる。また、エコドライブのワンポイントアドバイスを表示させるなど、ドライバーが楽しみながら継続的にエコドライブに取り組めるようサポートする内容としている。

尚、日産カーウイングスの上記サービスは、2007年度エコプロダクツ大賞のエコサービス部門で国土交通大臣賞も受賞している。同社は、今後とも「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、CO2排出量の削減に、真に実効性のある技術、商品、サービスを開発し、投入していく。また、カーウイングスの各サービスについても、情報の精度や使いやすさの更なる向上を推進していく。

以 上