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日産自動車、ブラジルで「グランドリヴィナ」と「リヴィナ」を生産

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は22日、グローバル市場向けに開発した「リヴィナ」シリーズの第1弾、第2弾モデルであるMPVの「グランドリヴィナ」とコンパクトハッチバックの「リヴィナ」をブラジルで生産すると発表した。これは日産にとって、同国における初の乗用車生産となる。

日産はこれまで、ブラジルにおいて、「フロンティア」や「エクステラ」といった4輪駆動車のみを生産していたが、今回、生産車種に乗用車を加え、2009年に販売を開始する。

今回、市場ニーズに応えるため、「リヴィナ」シリーズに初めて『デュアル・フューエル』エンジンを搭載した。このエンジンは、ガソリンとエタノールの両用が可能である。

「グランドリヴィナ」は1.8L、「リヴィナ」は1.6Lおよび1.8Lのエンジンを搭載し、トランスミッションはオートマチックまたはマニュアルが設定されている。両モデルともに大胆でモダンなデザインで、お客さまの多様なニーズに応えるために十分な室内空間を確保している。

両モデルは、パラナ州クリチバ市の南15キロメートルに位置するサン・ホゼ・ドス・ピニャイス市にあるルノー・日産アライアンスの工場で生産される。同工場の生産能力は年間5万台である。

なお現在、「グランドリヴィナ」、「リヴィナ」は中国、インドネシア、南アフリカなどの成長市場で販売されている。

以 上