日産自動車株式会社は27日、2008年10月度の生産・販売・輸出実績をまとめた。
- 生産
グローバル生産は278,581台（対前年同月比-18.3％）と前年実績を下回った。
国内生産は、新型「ティアナ」、「ノート」等が台数増に貢献したものの、その他車種の台数減により、100,096台（同-11.2％）と前年実績を下回った。
海外生産は、178,485台（同-21.8％）と前年実績を下回った。
米国では、42,287台（同-43.9％）と前年実績を下回った。
メキシコは、46,485台（同-9.1％）と前年実績を下回った。
英国では、9月に販売開始した新型車「キャシュカイ プラス2」が台数増に貢献したことにより、35,260台（同-0.5％）に留まった。
スペインは、6,835台（同-68.8％）と前年実績を下回った。
その他の地域では、47,618台（同+6.9％）と前年実績を上回った。これは主に、中国の新型「ティアナ」や「ティーダ」が寄与している。 - 販売
グローバル販売は、263,853台（対前年同月比-10.2％）と前年実績を下回った。
国内登録は、9月にフルモデルチェンジした新型「ムラーノ」や「ノート」等が販売増に貢献したものの、31,706台(同-19.6％)と前年実績を下回った。10月の国内登録車市場シェアは、前年同月に対し1.0ポイント減の13.6％であった。
軽自動車は、10,095台（同+0.5％）と前年実績を上回った。
軽自動車を含む国内販売は、41,801台（同-15.5％）と前年実績を下回った。10月の軽自動車を含むシェアは、前年同月に対し1.2ポイント減の11.0％であった。
米国販売は、新型「マキシマ」や「ローグ」が販売増に貢献したものの、56,945台（同-33.0％）と前年実績を下回った。
欧州販売は、新型「ティアナ」が販売増に貢献したものの、40,629台（同-18.8％）と前年実績を下回った。
その他地域での販売は、100,532台（同+18.0％）と前年実績を上回った。 - 日本からの輸出
輸出は、66,960台（対前年同月比-3.2％）と前年実績を下回った。
北米向けは、24,311台（同-25.1％）と前年実績を下回った。
欧州向けは、8,093台（同+26.6％）と前年実績を上回った。
それ以外の地域向けは、特に中近東向けの輸出増により、34,556台（同+14.0％）と前年実績を上回った。
以 上