ルノー・日産アライアンス（以下、アライアンス）は5日、広東省発展改革委員会と、ゼロ・エミッションモビリティ計画を推進するためのパートナーシップを締結したと発表した。
両者が調印した覚書には、ゼロ・エミッション車を広東省で普及するための協力体制を検討するものである。広東省発展改革委員会は、武漢市に続き、中国で2番目にアライアンスとパートナーシップを締結した自治体になる。
ゼロ・エミッション事業部プログラムダイレクターの立石昇は「中国は政府のゼロ・エミッション社会の実現に向けた真摯な取り組みにより、電気自動車（EV）普及に大きな可能性を秘めている。我々は今後も中国でのEV普及のために、地方自治体との交渉を続けていく。」と語った。
今年10周年を迎えたアライアンスは、EVのグローバル展開を促進する目的で、世界中で30以上のパートナーシップを同様に締結している。日産は2010年度に日本、米国、欧州にEVを投入し、中国には2011年初頭に導入する予定である。
以 上