ルノー・日産アライアンス（以下、アライアンス）は22日、広州市人民政府、東風汽車有限公司（DFL）と、中国広州市においてゼロ・エミッションモビリティを推進していくためのパートナーシップを締結したと発表した。本パートナーシップ締結により、ゼロ・エミッション車である電気自動車（以下EV）を広州市で普及するための協力体制を検討していくこととなる。
広州市人民政府、日産、DFLが調印した覚書には、広州市でのインフラ開発、お客さまがEVを利用しやすくするための政府による優遇策、ゼロ・エミッション車への関心を高めるための市民への教育プログラムなどの包括的な計画に関する予備調査の開始が含まれる。
日産のゼロ・エミッション事業本部コーポレートプランニンググループ部長の牧野英治は、「本日、本覚書を交わすことにより広州市とパートナーとなれたことは非常に光栄である。EVの投入により、広州市にCO2の削減とクリーンな環境がもたらされるだろう。私たちは、広州市においてゼロ・エミッション技術を近い将来導入することを目指しており、そのための準備は整っている。」と、述べた。
今年10周年を迎えたアライアンスは、EVのグローバル展開を促進する目的で、世界中で30以上のパートナーシップを同様に締結している。日産は2010年度に日本、米国、欧州にEVを投入し、中国には2011年初頭に導入する予定である。
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以 上