日産自動車 2009年11月度の生産・販売・輸出実績

日産自動車株式会社は22日、2009年11月度の生産・販売・輸出実績(速報)をまとめた。

生産・販売・輸出実績

1.生産
11月度

  • グローバル生産は、294,638台(対前年同月比+32.6%)と前年実績を上回った。
  • 国内生産は、「セレナ」「ムラーノ」および新型「フーガ」が大きく台数を押し上げ、96,010台(同+20.5%)と14ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
  • 海外生産は、198,628台(同+39.3%)と前年実績を上回った。
    • 米国は、「アルティマ」「タイタン」をはじめとする全ての車種が台数増となり、40,549台(同+50.5%)と前年実績を大きく上回った。
    • メキシコは、35,043台(同-4.2%)と前年実績を下回った。
    • 英国は、主に「マイクラ」の台数増が大きく貢献し、35,381台(同+58.3%)と前年実績を大きく上回った。
    • スペインは、「プリマスター」の台数増が大きく貢献し、6,009台(同+77.6%)と前年実績を大きく上回った。
    • 中国は、57,444台(同+56.9%)と前年実績を大きく上回り、単月として過去最高を記録した。
    • その他の地域は、タイ、台湾、ブラジル、南アフリカなどで台数増となり、24,202台(同+44.9%)と前年実績を上回った。

2.販売
11月度

  • グローバル販売は、289,983台(対前年同月比+22.2%)と前年実績を上回った。
  • 軽自動車を含む国内販売は、50,703台(同+21.9%)と前年実績を上回った。11月の軽自動車を含むシェアは、前年同月に対し0.3ポイント増の11.6%であった。
    • 国内登録は、「セレナ」「キューブ」「ノート」などの減税対象車や新型「フーガ」が台数を伸ばし、40,023台(同+32.8%)と前年実績を上回った。
      11月の国内登録車市場シェアは、前年同月に対し0.4ポイント減の13.6%であった。
    • 軽自動車は、10,680台(同-6.7%)と前年実績を下回った。
  • 海外販売は、239,280台(同+22.3%)と前年実績を上回った。
    • 米国販売は、「マキシマ」「アルティマ」「フロンティア」などが台数を伸ばし、56,288台(同+20.8%)と前年実績を上回った。
    • 欧州販売は、「キャシュカイ」「マイクラ」「ノート」の台数増、および新型「ピクソ」の貢献により、44,726台(同+30.9%)と前年実績を上回った。また、11月の市場シェアは、ドイツ、イギリス、フランス、スペインなど主要マーケットでの販売好調により、前年同月に対し0.5ポイント増の3.0%となった。
    • 中国販売は、「シルフィ」「ティアナ」の好調により、70,092台(同+51.9%)と前年実績を大きく上回り、11月として過去最高を記録した。
    • その他地域の販売は、47,865台(同+0.6%)と13ヵ月ぶりに前年実績を上回った。

3.日本からの輸出
11月度

  • 輸出は、47,878台(対前年同月比-9.0%)と前年実績を下回った。
    • 北米向けは、「キューブ」の純増、および「ムラーノ」の台数増により、24,190台(同+37.5%)と前年実績を上回った。
    • 欧州向けは、主にロシア向け輸出の減少により、3,588台(同-34.5%)と前年実績を下回った。

以 上