日産自動車、2010年7月度の生産・販売・輸出実績(速報)

日産自動車株式会社は27日、2010年7月度の生産・販売・輸出実績をまとめた。

生産・販売・輸出実績

1.生産
7月度

  • グローバル生産は、330,401台(対前年同月比+17.9%)と前年実績を上回り、7月として過去最高を記録した。
  • 国内生産は、新型車「ジューク」の純増および輸出モデルの台数増により、96,956台(同+4.7%)と前年実績を上回った。
  • 海外生産は、233,445台(同+24.5%)と前年実績を上回り、7月として過去最高を記録した。
    • 米国は、主に「アルティマ」、「タイタン」の台数増により、30,808台(同+1.1%)と前年実績を上回った。
    • メキシコは、「ティーダ」の台数増が大きく貢献し、45,419台(同+58.4%)と前年実績を上回った。
    • 英国は、主にモデルチェンジに伴いインドへ生産移管となる「マイクラ(日本名:マーチ)」の台数減により、29,895台(同-20.8%)と前年実績を下回った。
    • スペインは、「NV200」の純増、および「プリマスター」の台数増が貢献し、10,400台(同+63.6%)と前年実績を上回った。
    • 中国は、86,582台(同+25.8%)と前年実績を上回り、7月として過去最高を記録した。
    • その他の地域は、主に新型「マーチ」が好調なタイの台数増が貢献し、30,341台(同+96.2%)と前年実績を上回った。

2.販売
7月度

  • グローバル販売は、350,470台(対前年同月比+12.6%)と前年実績を上回り、7月として過去最高を記録した。
  • 軽自動車を含む国内販売は、63,200台(同+4.1%)と前年実績を上回った。
    • 国内登録は、6月に販売を開始した新型車「ジューク」、および7月に販売を開始した新型「マーチ」がいずれもたいへん好調に推移していることが寄与し、50,714台(同+2.3%)と前年実績を上回った。
    • 軽自動車は、昨年12月に販売を開始した新型車「ルークス」の純増により、12,486台(同+12.1%)と前年実績を上回った。
  • 海外販売は、287,270台(同+14.7%)と前年実績を上回り、7月として過去最高を記録した。
    • 米国は、「ローグ」、「タイタン」、および今夏にモデルチェンジした新型「QX56」などのSUV/トラック系モデルが台数を伸ばし、82,337台(同+14.6%)と前年実績を上回った。
    • 欧州は、「キャシュカイ(日本名:デュアリス)」の好調により、47,490台(同+7.6%)と前年実績を上回った。
    • 中国は、主に「シルフィ」や「キャシュカイ」の好調により、79,461台(同+11.8%)と前年実績を上回り、7月として過去最高を記録した。
    • その他の地域は、インドネシア、および新型「マーチ/マイクラ」を投入したタイ、インドの販売増が貢献し、54,833台(同+27.8%)と前年実績を上回った。

3.日本からの輸出
7月度

  • 輸出は、56,185台(対前年同月比+34.7%)と前年実績を上回った。
    • 北米向けは、主に新型「QX56」の純増、および「ローグ」の台数増により、29,614台(同+13.8%)と前年実績を上回った。
    • 欧州向けは、主に「ティアナ」、「エクストレイル」の台数増により、6,203台(同+153.4%)と前年実績を大きく上回った。

以 上