ルノー・日産アライアンスは20日、日産とチリ共和国政府が、チリの大都市圏におけるゼロ・エミッションモビリティの実現可能性を検討し、実現に向けた評価を行うための覚書を締結したと発表した。日産とチリ環境省は、サンティアゴモーターショーで行われた日産のプレスカンファレンスにて、同国におけるゼロ・エミッションモビリティの普及を目指すための合意書に署名した。尚、日産は、同モーターショーに、中南米地域では初披露となる「日産リーフ」を出品している。
今回の覚書に基づき、日産とチリ政府は、電気自動車（EV）の普及が同国の大都市圏にもたらすメリットを検証するとともに、ゼロ・エミッションモビリティ社会の普及に向けた啓蒙活動を行う。また、日産は、チリにおけるゼロ・エミッションモビリティの関連技術やインフラの整備を促進し、EVに関する技術的な知見を提供することにより同国の政府及び環境省と協力していく。
中南米地域においては、チリ政府とのパートナーシップ締結が、メキシコシティ、サンパウロ、コロンビアに次いで四番目となる。ルノー･日産アライアンスはEVを世界的に普及させるため、既に世界中で80以上の政府、地方自治体や企業等と同様のパートナーシップを結んでいる。
＜関連URL＞
「日産ゼロ・エミッション」サイト http://www.nissan-zeroemission.com/JP/
以 上