日産自動車、2010年11月度の生産・販売・輸出実績(速報)

日産自動車株式会社は24日、2010年11月度の生産・販売・輸出実績をまとめた。

生産・販売・輸出実績

1.生産
11月度

  • グローバル生産は、372,106台(対前年同月比+18.5%)と前年実績を上回り、11月として過去最高を記録した。
  • 国内生産は、主に「ローグ」等の輸出モデルが台数増となり、96,117台(同+0.1%)と前年実績を上回った。
  • 海外生産は、275,989台(同+26.6%)と前年実績を上回り、11月として過去最高を記録した。
    • 米国は、前年同月に対し稼働日が2日少なかったことにより、37,042台(同-8.6%)と前年実績を下回った。
    • メキシコは、「ティーダ」をはじめとする全ての車種が台数増となり、48,304台(同+37.8%)と前年実績を上回った。
    • 英国は、新型車「ジューク」の純増および「キャシュカイ(日本名:デュアリス)」の台数増が貢献し、44,614台(同+26.1%)と前年実績を上回った。
    • スペインは、主に「プリマスター」、「NV200」の台数増が貢献し、12,645台(同+110.4%)と前年実績を大きく上回った。
    • 中国は、主に新型「マーチ」、「NV200」の純増が貢献し、91,633台(同+19.4%)と前年実績を上回り、11月として過去最高を記録した。
    • その他の地域は、新型「マーチ/マイクラ」の生産を開始したタイ、インドの台数増が大きく貢献し、41,751台(同+72.5%)と前年実績を上回った。

2.販売
11月度

  • グローバル販売は、340,559台(対前年同月比+17.9%)と前年実績を上回り、11月として過去最高を記録した。
  • 軽自動車を含む国内販売は、41,890台(同-17.4%)と前年実績を下回った。
    • 国内登録は、新型「エルグランド」(8月フルモデルチェンジ)、新型「マーチ」(7月フルモデルチェンジ)、「ジューク」(6月販売開始)が健闘したものの、エコカー補助金終了の反動や「セレナ」のモデル切り替えによる台数減が影響し、31,482台(同-21.3%)と前年実績を下回った。
    • 軽自動車は、10,408台(同-2.5%)と前年実績を下回った。
  • 海外販売は、298,669台(同+25.4%)と前年実績を上回り、11月として過去最高を記録した。
    • 米国は、新型車「ジューク」(10月販売開始)の純増および「ローグ」、「ヴァーサ(日本名:ティーダ)」等の好調により、71,366台(同+26.8%)と前年実績を上回った。
    • 欧州は、新型車「ジューク」(10月販売開始)の純増および「キャシュカイ」の好調により、51,480台(同+16.5%)と前年実績を上回った。
    • 中国は、新型「マーチ」(8月販売開始)の純増および「シルフィ」、「キャシュカイ」の好調により、90,952台(同+29.8%)と前年実績を上回り、11月として過去最高を記録した。
    • その他の地域は、主に新型「マーチ/マイクラ」を投入したタイ、インドの販売増が貢献し、62,531台(同+32.3%)と前年実績を上回った。

3.日本からの輸出
11月度

  • 輸出は、69,454台(対前年同月比+45.1%)と前年実績を上回った。
    • 北米向けは、主に新型車「ジューク」の純増および「ローグ」等の台数増により、41,079台(同+69.8%)と前年実績を上回った。
    • 欧州向けは、主にロシア向けモデルの「エクストレイル」、「ティアナ」の台数増により、6,586台(同+83.6%)と前年実績を上回った。

以 上