インフィニティ、フランクフルトモーターショーへ初出展

日本発のラグジュアリーパフォーマンスブランドであるインフィニティは、米国で発売を開始して22年、欧州に上陸してから3年が経過した今年、フランクフルトモーターショーへ初めて出展します。インフィニティは、新たな6ヵ年成長計画で、2016年までにグローバルラグジュアリー市場で10%の市場占有率を目指しています。

グローバルインフィニティ事業本部の執行役員である斎藤徹は、「フランクフルトモーターショーは、インフィニティにとって、今後5年間の発展計画を皆様にご説明できる重要な機会です。私たちは、事業の成長に向けて一生懸命に取り組んでおり、その証として、欧州全体で多くの新型車を発売し、インフィニティセンターを立ち上げていきます。」と語りました。

第64回フランクフルトモーターショー出展概要:

  • 開発をサポートした人物の名を冠したハイパフォーマンスコンセプトカーの世界初お披露目(詳細は後日発表予定)
  • 型破りなラグジュアリーコンパクトカーのコンセプトモデル「INFINITI ETHEREA(インフィニティ エセレア)」のドイツ初お披露目
  • インフィニティグローバルブランドアンバサダーである現フォーミュラ1・ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルがドライブするインフィニティスポンサードのフォーミュラ1レッドブル・レーシングマシン
  • ショーの数日前に欧州で発売予定の162g/kmのCO2排出量ながら、世界最速の加速性能を誇るハイブリッド車「インフィニティM35h」
  • ドイツで販売中のインフィニティのクーペ、セダン、コンバーチブル、クロスオーバー6車種
  • インフィニティ・デジタルアート・コンペティションの優勝者の発表

インフィニティ欧州・中東地域の責任者であるベルナール ロアール副社長は、「ドイツの皆さまへ私たちの真価をご覧いただくのに今ほど良い時はありません。インフィニティは、欧州市場に参入して3年間で非常に強固な基盤を築いており、今や私たちのパートナーシップが、インフィニティブランドの知名度向上に寄与しています。」と述べました。

本年6月、日産の社長であるカルロス ゴーンは、2016年までにインフィニティがグローバルラグジュアリー市場での10%のシェア獲得を目指すことを発表しました。欧州の主要市場においては、車種を拡充するとともに、インフィニティセンターの数を増やし、ドイツと英国では約40店舗とする予定です。

インフィニティは、クルマ、技術、サービスへの情熱をもってフランクフルトモーターショーに初出展します。その存在感は、フォーミュラ1のレッドブル・レーシングチームと、グローバルブランドアンバサダーであるセバスチャン・ベッテルが勝利するたびに拡大しています。

インフィニティのスタンドはホール3.1のA17に位置しています。なお記者会見は、9月13日の14時15分より開催され、以下でストリーミング放送を行います。www.infinitieurope.com

出展詳細:

「INFINITI ETHEREA(インフィニティ エセレア)」コンセプト
インフィニティの斬新なコンパクトラグジュアリーコンセプトカーがフランクフルトにおいて、ドイツのお客様に初めて披露されます。他の欧州各国では大変高い評価を頂いていますが、ドイツの方々はどのような判断を下されるでしょうか。妥協なしのハイブリッドパワー、最高のドライビングプレジャーなどインフィニティの象徴である全ての要素が全長たった4.4mのボディに詰まっています。ダイナミックな形状と非常に彫刻的でまるでひとつの物体のような形状は、他に類を見ないクルマとなっています。

インフィニティ M35h
フランクフルトモーターショー開幕の数日前に欧州全域で発売予定となっている同車は、インフィニティ初のハイブリッド車で、最も速く、最も空気を汚さない最新モデルです。このハイブリッドバージョンのMは、ドイツで初めて発売されるセダンタイプのインフィニティであり、パワーと効率性の面でこのセクターでの新たなベンチマークとなるでしょう。新世代のハイブリッド技術で268kWの馬力を発揮し、インフィニティのブランドプロミスである「Inspired Performance」が最大限引き出されています。その一方で、CO2排出量はたったの162g/kmとなっています。M35hの価格はインフィニティMのディーゼルエンジンモデルを少し上回る程度の価格で、M37 V6ガソリンエンジンモデル、M30d V6ディーゼルエンジンモデルとともに、インフィニティMで3つの選択肢を提供します。同等クラスのどのメーカーのクルマにも今のところ匹敵するものはありません。

インフィニティG、EX、FX
G37クーペ、G37セダン、G37カブリオレは全てパワフルでカリスマ性のあるV6ガソリンエンジンを搭載した最新モデルとなっています。EXクーペ・クロスオーバーは、V6ガソリンエンジンモデルに加え、V6ディーゼルエンジンモデルも発売され、他のメーカーが競い合って同様のクルマを発表している中、コンパクトなスポーツタイプ4x4の先駆的存在であり続けています。SUVのスポーツカーであるFXは、欧州で最も人気の高いインフィニティモデルであり、その中でFX50Sプレミアムは、いくつかの市場ではインフィニティブランドの最多販売モデルとなっています。ガソリン/ディーゼルエンジンモデルで3種類、4つのグレードを提供し、レーンデパーチャープリベンションなどの5つ星の装備と安全性を備えたFXは、今後もますますパワフルになっていきます。

インフィニティ・デジタルアート・コンペティション
デジタル技術は、従来のアートの形を一変させつつあります。フランクフルトモーターショーのインフィニティブースを訪れるとその変遷の様子が見られます。インフィニティブランドは、音楽、ホログラム、3Dマッピング、インタラクティブ・インスタレーション、バーチャルリアリティなどの分野においてデジタルアートのパイオニアを世界中から募ってきましたが、その勝者の作品がフランクフルトで展示されます。インフィニティにとっては、デジタルアート・コンペティションへのサポートは、クリエイティブな可能性の限界を試すことができるようなリサーチプロジェクトです。

以 上