• ホーム
  • /
  • 東風日産乗用車公司、花都第2工場の竣工式を実施

東風日産乗用車公司、花都第2工場の竣工式を実施

〜 あわせて2012年の販売目標を100万台と発表 〜

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)の中国現地合弁会社、東風汽車有限公司(以下、DFL本社:中国湖北省 総裁:中村公泰)の乗用車事業部である東風日産乗用車公司(以下、東風日産、総経理:松元史明)は21日、花都第2工場(広東省広州市花都区)の竣工式を挙行しました。

花都第2工場では、現在は第1工場で生産されている「ティーダ」を2012年1月より生産する予定です。同工場への投資額は50億人民元(615億円)で、生産能力は年間27万台となります。2012年の第1工場と合わせた花都地区全体の生産能力は、60万台となり、将来的には67万台まで拡大する予定です。その結果、花都工場は日産のグローバル工場の中で最大規模の工場となります。

また、東風日産は、2012年は新ブランド「ヴェヌーシア」から2車種、「ニッサン」ブランドから2車種の合計4モデルを投入し、好調な既存モデルと合わせて、販売目標100万台を目指すと発表しました。

DFLの中村総裁は、「花都第2工場の稼動開始は、東風日産の100万台の目標達成に大きな貢献をします。グローバルトップクラスの品質を誇る花都工場で生産されたクルマを、1台でも多く中国のお客さまにより短いリードタイムでお届けしたい。」と語りました。

東風日産の2011年の販売台数は、新型「サニー」、新型「ティーダ」の投入、ディーラーネットワークの拡張、地方全土を巡回する体験型ブランド活動の促進などにより、当初目標であった77.2万台を上回り80万台になる見通しです。同社は、中期経営計画で打ち出した将来の乗用車トップ3入りを目指して、今後も商品ラインアップの充実、生産能力の拡大、商品・サービスの品質の改善、ブランド力の向上などの課題に継続的に取り組んで行きます。

東風日産乗用車公司
東風日産乗用車公司は中国における日産の合弁会社、東風汽車有限公司の一事業部で、乗用車の開発、生産、販売を担当しています。

日産の中国事業について
DFLの設立以来、乗用車、小型商用車、輸入車を含む日産の中国市場における販売台数は2003年の9万4000台から躍進し、2011年の販売台数は当初計画の115万台を超える見込み。2012年については、135万台の販売を計画しています。

注)為替については便宜上、最近の為替レート1人民元=12.3円で換算しました。

以 上