ウサイン ボルト選手、日産自動車とともに「ゴールド」を目指す

  • 世界最速の男がNISSAN GT-Rの「ボルト・パフォーマンス仕様」の開発をサポート
  • ボルト選手は「ダイレクター・オブ・エキサイトメント」としてブランドアンバサダーに就任
  • ボルト選手からインスピレーションを受けた1台しかないゴールドのNISSAN GT-Rをオークションに出品し、売り上げをウサイン・ボルト財団に寄付

世界最速の男でありオリンピックのチャンピオンスプリンターであるウサイン ボルト選手は、その情熱とパフォーマンスへの本能を特別な「ボルト」バージョンのNISSAN GT-Rを開発する日産へ提供するとともに、自身も新たな記録を目指します。

ロンドンオリンピックでの世界記録達成と多くの金メダルを獲得したボルト選手は、本日、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)と、時速315kmのNISSAN GT-Rのブランドアンバサダー、及び同社の意欲的なグローバルマーケティングを推進するため「Director of Excitement(ダイレクター・オブ・エキサイトメント)」に就任するという特別な契約に署名しました。

日産のグローバル本社に登場したボルト選手は、「走ることは私のインスピレーションです。そして私は、日産がさらに、すべての人にとってエキサイティングなブランドとなるようお手伝いをしたいと思っています」と語りました。

日産の最高執行責任者(COO)である志賀俊之は、ボルト選手の日産に対する支持の表明と、ロンドンオリンピックの直前に日産のブランドスポークスマンとなったという深いつながりを歓迎し、「日産は、オリンピックで世界中の人々を魅了したエキサイトメントの精神を共有しています。この精神を素晴らしい経験へと変えるのにウサイン ボルト選手ほどふさわしい人物はいません」と述べました。

ボルト選手のスポーツへの貢献と自動車への情熱に対して、1台限定で生産されたゴールドのNISSAN GT-Rがお披露目されました。この車両は、チャリティーオークションに出品され、その売り上げはウサイン ボルト基金(http://usainbolt.com/foundation/)へと寄付されます。

オンラインで行われる本オークションについての詳細は今月中に発表されますが、その売り上げは、ボルト選手の母国であるジャマイカの子供たちや若者へ教育的、文化的な機会を作り出すという同財団の活動に役立てられます。

この1台限りのNISSAN GT-Rは、オンラインオークションのeBayに出品される予定です。この車両には、ボルト選手のサインがエンボス加工されており、特注の純金のインテリア装飾が施されています。

日産とのパートナーシップをより強化するというニュースと同時に、ボルト選手は、2016年にリオデジャネイロで開催される夏季オリンピックでも優勝することを誓いました。

日産とボルト選手とのパートナーシップの一環として、ボルト選手は本日、同社の追浜にあるテストコースで様々なNISSAN GT-Rを試乗しました。そこで、彼の運転の仕方や加速、ハンドリングのテクニックが、同氏専用の「Bolt GT-R」の開発に反映されます。

また、ボルト選手は、日産の商品担当者と協力して限定バージョンのNISSAN GT-Rを開発していきます。この限定車はNISSAN GT-Rが販売されている市場に投入していく予定です。限定車の詳細については後日発表されます。

9日に成田空港で、F1ドライバーのマーク ウェーバー氏が運転するNISSAN GT-Rの出迎えを受けたボルト選手は、さらに、日産のグローバルブランドキャンペーン「WHAT IF_」に貢献することも期待されています。

日産を象徴するクルマや革新的な技術が描かれた広告を世界中の空港で展開する本キャンペーンは、8%の市場シェアと8%の営業利益率の達成を目指した日産の2016年度までの中期経営計画「日産パワー88」の取り組みの一環です。

日産はブランドパワーの向上に弾みをつけるため、「What if you could drive the future, today? (もしも、今日、未来を運転できるとしたら?)」とした電気自動車「日産リーフ」を使ったテレビコマーシャルの放映も、本年10月より6つの主要なテレビネットワークで開始します。

今月初め、インターブランドが発表した2012年版Best Global Brands 100ランキングでは、ニッサンブランドのランクが昨年から13ランクアップの73位となりました。

以 上