「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」が第1レースで2位

〜 スーパー耐久シリーズ第6戦 レースレポート 〜

9月21日〜22日 鈴鹿サーキット(三重県)
スーパー耐久シリーズ第6戦が鈴鹿サーキットで開催され、GT3クラスに出場した#24「スリーボンド日産自動車大学校GT-R」が二日間で3回行われたスプリントレース中の第1レースで2位ゴールしました。

#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R

#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R

#15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34

#15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34

今大会は40分のスプリントレースをドライバー交代なしで3回行います。Aドライバーの予選結果で第2レースのグリッドが、Bドライバーの予選結果で第1レースのグリッドがそれぞれ決まり、そしてAドライバーとBドライバーの合算で第3レースのグリッドが決まりました。

爽やかな晴天となった9月21日午後に第1レースが行われました。#24 NISSAN GT-R NISMO GT3は藤井誠暢がポールポジションからスタートしました。3周目のシケインで車速の遅いST-5クラスの隊列に引っかかってしまい、その隙に後続にかわされて2位へ。さらにコースアウトやコースにオイルを撒いた車両がありセーフティカーが導入されることになりました。リスタート後はわずか4周の超ショートレースとなりましたが、トップを奪い返すことはできず2位でゴールとなりました。3位に#81「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」の青木孝行が入りました。

22日も朝から晴天に恵まれた鈴鹿。朝に行われた第2レースで、#24 GT-RはGAMISANが5位走行中にバイブレーションが発生。ピットインして修復することとなり、完走とはなりませんでした。一方、ポールスタートの#81 GT-Rの青木は、2位でチェッカーを受けました。

22日午後に行われた第3レースは、3位スタートの#24 GT-Rの佐々木大樹が前を行く2台を追いかけて中盤までバトルを展開し、1,000名近い日産自動車大学校応援団が集まったスタンドを沸かせました。しかし14周目のスプーンカーブ1個目でスピンを喫した車両と接触。さらに混雑していたスプーンカーブで、スピードを緩めた佐々木に後続車が追突。#24 GT-Rは右リアに大きなダメージを負いピットインしそのままレースを終えることとなりました。#81 GT-Rの尾本直史は17周目に4位に順位を落としましたが、最終周のシケインで3位を奪い返してチェッカーを受けました。

ST-3クラスでは、第2レースで予選クラス3位からスタートした#15「岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34」の田中哲也が逆転で優勝。また第3レースで#14「岡部自動車KYOSHIN計測Z33」の増田芳信が3位でゴールしました。

藤井誠暢(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R /第1レース 決勝2位)
「ポールポジションからのスタートでもちろん優勝を狙ってスタートしました。序盤からリードを築けたのですが、周回遅れに引っかかった時に前の車両がハーフスピンをしたこともあって、谷口(信輝)さんに並ばれて逆転されてしまいました。逆転を狙って後ろでタイヤマネジメントをしていたのですが、セーフティカーランの間にタイヤが冷えてしまい、抜き返すチャンスはありませんでした。すごく残念です」

<スーパー耐久シリーズ 第6戦 第1レース GT3クラス>
PosNoMachineDriversLapsTime
1 1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 谷口信輝 16 41'04.438
2 24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R 藤井誠暢 16 41'05.002
3 81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R 青木孝行 16 41'14.268
<スーパー耐久シリーズ 第6戦 第1レース ST-3クラス>
PosNoMachineDriversLapsTime
1 80 PETRONAS TWS GS350 佐藤晋也 16 42'37.938
2 38 TRACY SPORTS IS 350 植田正幸 16 42'39.355
3 39 TRACY SPORTS IS 350 東徹次郎 16 42'35.843
4 15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 長島正明 16 42'45.843
5 5 岡部自動車メーカーズZ34 安宅光徳 16 42'57.033
- 35 asset テクノ Z34 下垣和也 14 38'06.323
- 34 asset テクノ Z34 佐々木雅弘 5 12'29.521
- 14 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 小松一臣 4 9'25.105
<スーパー耐久シリーズ 第6戦 第2レース GT3クラス>
PosNoMachineDriversLapsTime
1 28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 片岡龍也 19 40'06.796
2 81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R 青木孝行 19 40'09.297
3 8 もり山 R8 LMS ultra からあげ 荒聖治 19 40'21.329
- 24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R GAMISAN 11 24'15.604
<スーパー耐久シリーズ 第6戦 第2レース ST-3クラス>
PosNoMachineDriversLapsTime
1 15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 田中哲也 18 42'12.941
2 80 PETRONAS TWS GS350 吉本大樹 18 42'17.505
3 38 TRACY SPORTS IS 350 藤田竜樹 18 42'45.843
4 34 asset テクノ Z34 前嶋秀司 17 42'47.653
5 5 岡部自動車メーカーズZ34 今村大輔 17 40'26.656
6 14 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 伊橋 勲 17 40'27.075
8 35 asset テクノ Z34 小泉和寛 17 40'47.821
<スーパー耐久シリーズ 第6戦 第3レース GT3クラス>
PosNoMachineDriversLapsTime
1 28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 F.ハイルマン 19 40'37.435
2 1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 D.アン 19 40'51.147
3 81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R 尾本直史 19 41'02.815
- 24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R 佐々木大樹 15 33'03.794
<スーパー耐久シリーズ 第6戦 第3レース ST-3クラス>
PosNoMachineDriversLapsTime
1 80 PETRONAS TWS GS350 脇阪薫一 18 42'38.065
2 38 TRACY SPORTS IS 350 川口正敬 18 42'48.161
3 14 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 増田芳信 17 40'39.182
4 15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 杉林健一 17 40'47.016
6 5 岡部自動車メーカーズZ34 白井剛 17 41'03.413
- 35 asset テクノ Z34 長谷川伸司 12 29'34.466
- 34 asset テクノ Z34 佐々木雅弘 11 25'54.156

<関連情報>
「日産モータースポーツ」サイト

以 上