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日産自動車、在日ブラジル人コミュニティ向け事業を支援

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、同社の社会貢献活動の一環として、在東京ブラジル総領事館が在日ブラジル人コミュニティ向けに行っている心理相談事業を支援します。

本事業は、同総領事館と一般財団法人日伯経済文化協会が、同総領事館の管轄地域に暮らすブラジル人に対して、コミュニティの健全な発展に貢献することを目的に実施しているものです。日産は、この趣旨に賛同し、2015年3月31日までの事業資金を提供します。さらに本支援は、その後2年間延長する予定です。
本支援への決定を受け、在東京ブラジル総領事館、一般財団法人日伯経済文化協会、日産自動車株式会社は、12日、調印式を執り行いました。

日産は、この相談事業の支援に加え、ブラジル人学校に通う児童約160名を同社追浜工場見学に招待し、従業員による出張授業を提供します。日産の社会貢献プログラムの一つであるこの出張授業「わくわくエコスクール」は、地球環境問題と同社の環境技術を学ぶことができる授業です。

日産は中期事業計画の中でブラジルでのビジネスの成長を目指しており、その一環として今年4月にブラジル、リオデジャネイロ州レゼンデに工場を開設いたしました。また、在日ブラジル人の方々は日本の自動車産業の発展に重要な役割を果たしてきています。当社としてもこのコミュニティをこれらのプログラムを通して支援していきたいと思います。

日産はダイバーシティ(多様性)を推進しており、さまざまな文化を尊重することは社会を活性化してゆく上で重要と考えています。日本とブラジルの二つの文化背景を持つコミュニティの支援を通して、グローバル社会の一員として持続可能な社会の発展へ貢献していきます。

日産自動車は、「教育」、「環境への配慮」、「人道支援」を社会貢献活動の重点分野と定め、さまざまな活動に取り組んでいます。日産はこれからも「ブルーシチズンシップ*」の考え方に基づき、社会貢献活動を継続していきます。

本事業の運営団体
在東京ブラジル総領事館 http://www.consbrasil.org/
一般財団法人日伯経済文化協会 http://www.anbec.or.jp/
1949年創立の財団法人でブラジルと日本の文化、経済交流の促進を図る活動を行っている。同協会は日本に住むブラジル人児童の教育や就業に関するサポートを行っている。

ブルーシチズンシップ

ブルーシチズンシップ
ブルーシチズンシップは「人々の生活を豊かに」というビジョンを実現するための、私たち
日産の決意です。日産はお客さま、株主、従業員、地域社会を大切に思い、将来にわたって価値ある永続的なモビリティの提供に努めます。事業を通じて経済貢献すると同時に、社会の一員として、持続可能な社会の発展をめざします。

<関連URL>
CSRウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/CSR/
社会貢献の取り組み ウェブサイト http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/

以 上