日産自動車株式会社（本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン）は10日、アラン ラッシュフォース氏がグローバルセールス担当常務執行役員（CVP:Corporate Vice President）に就任することを決定したと発表しました。自動車販売担当エグゼクティブとして成功を収め豊かな経験を持つラッシュフォース氏は、日産グローバル本社にて職務にあたり、チーフプランニングオフィサーであるフィリップ クランに直接レポートします。
同氏は、現代自動車の欧州子会社のCOO兼シニアバイスプレジデントを務め、ドイツのフランクフルトを拠点に活動していました。
「アランはこれまで、グローバルマーケットでの販売事業や文化の壁を超えてプロフェッショナルな経験を培ってきました。日産は文化の多様性を尊重する企業です。アランもまた、多文化のチームを見事にリードし、実績を上げてきました。彼は日産のグローバルセールスの拡大を先導していく他ならぬ人物であると信じています。」と、クランは述べました。
英国出身のラッシュフォース氏は、1983年に英国ローバー・グループでフリート販売を担当し、自動車産業における自身のキャリアをスタートしました。1996年までは同社で職務を拡大していきました。
1996年のBMWによるローバー・グループの事業買収に伴い、同氏は、韓国に新たに設立したBMW子会社のエグゼクティブダイレクターに就任し、ランドローバー・ブランドの立ち上げに従事しました。
1998年英国に戻り、ランドローバー・ブランドのセールスダイレクターに就任しました。その後、フォルクスワーゲン・グループに入社し、英国のミルトン・キーンズに本社を置くアウディ・ブランドの販売事業を担当しました。 2007年までフォルクスワーゲン・グループのグループサービスダイレクターを務めた後、同社を退社。 2007年に現代自動車に入社し、現在に至っています。
以 上