2014年度第3四半期連結決算 (東京証券取引所届出 ‐ 中国合弁会社に持分法を適用)* | 2014年度第3四半期累計 (2014年4月〜12月) | 前年比 |
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売上高 | 8兆885億円 (758億USドル、577億ユーロ) |
+11.1% |
営業利益 | 4,179億円 (39億USドル、30億ユーロ) |
+39.0% |
経常利益 | 4,964億円 (47億USドル、35億ユーロ) |
+51.9% |
当期純利益 | 3,388億円 (32億USドル、24億ユーロ) |
+23.6% |
2014年度第3四半期までの平均レートである1USドル106.7円、及び、1ユーロ140.2円を使用しています |
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は9日、2014年度第3四半期、及び、第3四半期累計(9ヵ月間)の決算を発表しました。米国での販売の増加、コストの効率化、ならびに為替の効果により、第3四半期累計の当期純利益は対前年比23.6%増の3,388億円となりました。
営業利益は4,179億円となり、売上高営業利益率は5.2%となりました。売上高は前年同期から11.1%増の8兆885億円となりました。
社長のカルロス ゴーンは以下のように述べています。
「2014年度第3四半期累計の業績は、米国での新型モデルの販売増と、円ドル為替レートの是正効果により、堅実な成果を挙げることができました。北米や西欧での新車攻勢や好調な販売により不安定な他市場の影響を相殺することで、通期見通しにおいても好業績を見込んでいます。為替レートの動向やコスト管理による継続的な効果を鑑み、当社の2014年度通期の業績予想を上方修正します。」
日産は2014年度の当期純利益予想を4,200億円に、売上高を11兆1,500億円と見込んでいます。
今回の業績予想の修正は、第3四半期累計で、前年比10.9%増、103万台に達した、米国の好調な販売を反映したものです。特に「アルティマ」、「ローグ」は、急速な需要増加に支えられました。また、数々の賞に輝いた「キャシュカイ」や新型「パルサー」により、欧州での販売台数が13.4%増の534,000台に達したことも今回の修正に貢献しています。
米国および欧州での販売台数の二桁成長は業界全体の成長率を上回る伸び率で、日本の販売減少を相殺しました。日産のホームマーケットである日本は、消費税増税と消費意欲の低迷が相まって販売台数が減少し、10.5%減の417,000台でした。
日産が最大の日系自動車ブランドとして展開する中国での9か月累計販売台数は、5.2%増の879,000台となりました。2014年暦年では、中国の経済成長が鈍化の兆候を示す中で、0.5%増の122万台となりました。
2014年度第3四半期累計のグローバル販売台数は、対前年比4.4%増の3,835,000台となりました。
日産はこの期間、「キャシュカイ」、「ローグ」、「エクストレイル」に見られるコモン・モジュール・ファミリー導入によるシナジー効果の創出、クロスオーバー「ムラーノ」やピックアップトラック「タイタン」を含む新型車の発表、最も多く販売されている電気自動車「日産リーフ」や小型電気商用車「e-NV200」によるゼロエミッションにおけるグローバルリーダーシップなど、中期経営計画「日産パワー88」の目標に向けて引き続き前進をしてきました。
また、当社は、自動運転技術の開発も着実に進めています。NASA(アメリカ航空宇宙局)と共同研究におけるパートナーシップ締結、日立建機への商用車向け技術ライセンス供与、そして賞に輝いた世界初の「ダイレクトアダプティブステアリング」など、様々な取り組みをしてきました。
ルノーとのアライアンス戦略においても、シナジー効果や技術の共有に伴うメリットを引き続き創出しております。アライアンスの2014年暦年販売台数は850万台に達しました。
2014年度の見通し
日産は、現在のグローバルでの販売推移を踏まえ、2014年度の販売台数の見通しを、対前年比2.2%増の530万台に修正します。予測される更なるコストの効率化や為替動向、及び、今回の販売台数予想の見直しに基づき、日産は2014年度通期の業績予想を以下の通り上方修正しました。(中国合弁会社に持分法を適用して算出)
2014年度連結決算予想 (東京証券取引所届出 - 中国合弁会社に持分法を適用)* | |
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売上高 | 11兆1,500億円 (1,025億USドル、803億ユーロ) |
営業利益 | 5,700億円 (52億USドル、41億ユーロ) |
経常利益 | 6,550億円 (60億USドル、47億ユーロ) |
当期純利益 | 4,200億円 (39億USドル、30億ユーロ) |
1USドル108.8円および1ユーロ138.9円で算出 |
* 2013年度から中国の合弁会社 東風汽車有限公司の連結方法が変わり、持分法が適用されています。本会計基準では、連結当期純利益に変化はないものの、連結売上高や連結営業利益には東風の数値は含まれなくなります。
第3四半期決算の詳細については、以下より資料をダウンロード頂けます。
http://www.nissan-global.com/JP/IR/FINANCIAL
決算発表の記者会見中継を以下よりご視聴頂けます。
http://www.nissan-global.com/JP/
以 上