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日産e.dams、フォーミュラEで初の表彰台を獲得

日産e.dams、フォーミュラEで初の表彰台を獲得

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、23日(土)に中国で開催された「ABB FIAフォーミュラE選手権」の第6戦三亜ePrixに参戦し、決勝レースでオリバー ローランドが2位となり、日産e.damsチームとして初の表彰台を獲得したと発表しました。また、セバスチャン ブエミも8位に入賞しました。

ローランドとブエミはそれぞれ練習走行の第1グループと第2グループで最速タイムを記録し、スーパーポールシュートアウトに進出しました。ローランドはスーパーポールシュートアウトでも最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得しました。日産e.damsチームはブエミがサンティアゴ大会でポールポジションを獲得しており、フォーミュラEのシーズン5で2度のポールポジションを獲得した初のチームとなりました。

ローランドはポールポジションからスタートし、レースの序盤をリードしました。また、終盤の激しいバトルでも後続車の追い上げをかわし、2位でチェッカーを受けました。ブエミはスーパーポールシュートアウトでバリアにあたり、ピットスタートとなりましたが、激しい追い上げを見せて最後尾から大きく順位を上げました。しかし、レース後に接触によるペナルティを与えられ、最終的に8位となりました。

「私たちはこれまでのレースで高い競争力を見せ続けてきたものの、望んだ結果を得ることはできずにいました。今回、初めて表彰台を獲得できたことは、チームにとって幸せなことです。今シーズンのフォーミュラEは、ここまで6人のポールポジション獲得者と6人の優勝者が生まれており、間違いなく世界で最も競争の激しい選手権の一つと言えます。私たちはその選手権で初の表彰台を獲得しました。今度はその頂点に照準を合わせます。大きなチャレンジになるでしょう。私たちのチームは今回のレースでも速さを見せ、ローランドとブエミは素晴らしい仕事をしました。しかし、ライバルたちも成功を追い求めています。3週間後にローマで開催されるレースに向け、さらに進化しなければならないでしょう」と日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモは語りました。

「ローランドをとても誇りに思います。彼はルーキーですが、毎戦進化し続けています。今回のレースで彼は多くのポイントを獲得しましたが、私たちはより多くのポイントを望んでいます。ブエミの巻き返しも印象的で、今日は優勝を狙えるくらいの走りのペースを見せたと思います。チームスタッフ全員がヨーロッパラウンドに入ることを楽しみにしています」と日産e.damsチーム監督であるジャンポール ドリオは語り、チームの両ドライバーを称賛しました。

 

ドライバーコメント

オリバー ローランド (右) :
「私はいいスタートを切り、レースをリードしました。最終的に2位となり、初の表彰台と21ポイントを獲得することができました。メキシコと香港でのレースでは表彰台を逃したのですが、あの時にもし表彰台を獲得していたら、今日は勝つためにもっと大きなリスクにも挑んだかもしれません。それでも今日の結果はとてもうれしいです。チームの全員が、この結果に値する仕事をしました」

 

セバスチャン ブエミ (左) :
「最後尾からスタートして、上位まで順位を上げるのは大変でしたが、私のペースはとても良かったと思います。ローランドは素晴らしい仕事をし、日産は初の表彰台を獲得しました。2人のドライバーがともに高い競争力を持つことは、チームにとって素晴らしいことです」

以上

 

Nissan Formula E - Sanya E-Prix Wrap(英語音声・字幕無し)

 

ニュースリリース

2019/03/19 日産e.dams、中国でのフォーミュラE第6戦に参戦
2019/03/11 フォーミュラE第5戦香港ePrixレースレポート
2019/02/17 フォーミュラE第4戦メキシコシティePrixレースレポート
2019/01/27 フォーミュラE第3戦サンティアゴePrixレースレポート
2019/01/13 フォーミュラEのマラケシュePrixでセバスチャン ブエミが8位入賞
2018/12/15 日産e.dams、フォーミュラE開幕戦で2台揃って入賞

 

NISMO Formula Eページ:https://www.nismo.com/jp/formula-e/