日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、経営再建計画「Re:Nissan」の一環として、将来に向けてグローバルに展開するデザイン拠点を戦略的に再編すると発表しました。この再編により、日産はリソースをより適切に配分し、デザインプロセスの中心にテクノロジーを組み込むことで、より迅速な意思決定、より深く創造的な協働を実現し、市場の変化により機敏に対応していきます。
日産のグローバルデザイン担当執行職であるアルフォンソ アルバイサは、「私たちはグローバルなデザイン業務を5つのアジャイルなデザイン拠点に再編します。これらの拠点では新しい技術と創造的なエネルギーを活用し、急速に進化する自動車業界の中で、より迅速かつスマートで、よりつながりのあるデザインソリューションを提供していきます。この戦略的なシフトにより、私たちは創造を生み出すエネルギーを上流工程のイノベーションや将来モビリティに集中させることができるようになります。そして、ますますダイナミックに変化し続ける環境において、創造力をさらに向上させ、変化により機敏に対応していきます」と述べました。
今回の再編に伴い、米国のカリフォルニア州サンディエゴにあるデザインセンターとブラジルのサンパウロにあるデザインスタジオでの業務は終了します。これらのスタジオで行われているデザインの業務やプログラムは、継続性を維持し、優先事項を見直しながら、その他のスタジオへ移管していきます。ロンドンと日本のスタジオは規模の見直しを行います。日産はこれらの再編を2025年度末までに完了する予定です。
今後、グローバルにコアとなるデザイン拠点は以下の通りです。
- 日産グローバルデザインセンター(神奈川県厚木市)は、リードスタジオとして、グローバル市場向けのクリエイティブなデザイン業務を統括します。また、商品のデザイン開発拠点として、世界中のお客さまに向けて大胆で革新的な車両デザインを提供します。
- スタジオ6(米国 ロサンゼルス)は、先進的なクリエイティブスタジオとして、グローバルなライフスタイルやテクノロジー文化の変化に焦点を当てながら、日産やインフィニティが提供する体験を生み出す新たな消費者トレンドを探求しています。同スタジオは、米国の主要なデザイン拠点へと進化し、上流工程を主導することで北米のお客さまとのつながりを強化し、必要に応じて戦略的な地域プロジェクトをリードしていきます。
- 日産デザインヨーロッパ(英国 ロンドン)は、引き続き革新的なデザインに注力し、特にアフリカ、中東、インド、欧州、オセアニア(AMIEO)を支援します。また、ルノーなどの同地域における主要なパートナーとも引き続き連携していきます。
- 日産デザイン中国(中国 上海)は、中国市場に特化し、上流工程で創造性とデザインの卓越性を生み出すことに引き続き注力し、世界で最も競争の激しい電気自動車(EV)市場での存在感を高めていきます。
- クリエイティブボックス(東京都)は、ブランドやライフスタイルデザインにおける体験型プロジェクトに引き続き注力し、日産ブランドと世界中の新しいお客さまとのつながりを強化します。
以上