日産自動車、最近の国内販売状況について

平成12年2月2日

日産自動車、最近の国内販売状況について

 2月1日に発表された自販連(日本自動車販売協会連合会)の平成12年1月度の新車販売台数概況によると、全需が前年同月を2.8%上回った一方、日産自動車の販売は対前年同月比5.5%の減少となり、マーケットシェアは20.1%(対前年同月比マイナス1.8ポイント)にとどまった。日産自動車はこの販売状況について市場の競争激化とモデルミックスを主な要因と見ている。

 2月、3月という需要拡大月を残しているものの、この下期の国内販売の状況が当期の業績に影響を及ぼすことが予想され、当期通期の連結営業利益が平成11年11月22日の中間決算と共に発表した見通しを下回る模様である。

 一方、利益ある成長を目指した日産リバイバルプランは、当初の計画通り急速に進展している。同社は、(1)平成12年度末までに当期利益を黒字化、(2)平成14年度末までに自動車事業の実質有利子負債を50%削減、(3)平成14年度末までに売上高営業利益率を4.5%にする、という目標を掲げている。

 また、魅力ある新商品の開発に取り組むために、日産リバイバルプランの一貫として商品開発プロセスの徹底的な見直しを行っている。新組織の下、新商品の開発にあたるプログラム・ダイレクターを新たに任命した。同社の企画部門を統括するパトリック・ペラタ副社長は「プログラム・ダイレクターを置くことで、我々はより魅力的でエキサイティングな商品を市場に送り出すことができる」と語っている。さらにプラットフォーム戦略の見直しも行っており、平成16年度までにプラットフォーム数を24から12に減らすことを計画している。


 なお、日産自動車および業界各社の1月新車販売台数は、今月下旬に正式発表される予定。


以上