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日産自動車と日本テレコム、次世代情報通信ネットワークサービス構築に関するグローバルパートナーシップに基本合意

2000年5月11日
日産自動車(株)
日本テレコム(株)

日産自動車と日本テレコム、
次世代情報通信ネットワークサービス構築
に関するグローバルパートナーシップに基本合意

 日産自動車と日本テレコムは、本日、インターネットプロトコル(IP)を活用した次世代情報通信ネットワークサービスの構築に関して、グローバルレベルのパートナーシップに基本合意した。今後両社で協議し、本年中の正式契約締結を目指す。
 日産自動車は日本テレコムが提供する最先端のグローバルなIPネットワークサービスを利用することにより、日産リバイバルプランの達成に向けたコミュニケーションの質・スピードの向上を目指すと共に、大幅なコスト削減を図る。今後両社が目指す、グローバル規模での一括した情報通信サービスに関するパートナーシップは、世界的にも有数の規模を誇る。
 なお、既に両社で次世代ネットワーク構築に向けた具体的な検討を開始しており、音声系については本年6月より、データ系については9月より移行を開始し、本格的な立ち上げは来年1月初旬を予定している。
 

 日産自動車は、従来、様々なキャリア(通信事業者)、プロトコル(通信手順)を使って、全世界に広がる拠点間の情報通信ネットワークを自前で構築してきたが、今回、プロトコルをデファクトなインターネット技術に基づくIPに統合し、グローバル規模で日本テレコムから一括してトータルサービスを受けることにより、最新技術を活用した高品質・低コストな情報通信サービスを利用できるようになる。
 本ネットワークは、全世界の日産グループの拠点をカバーするものであり、シームレス且つ高速なネットワーク環境を実現する。音声やデータ通信に加え、CADや画像データといった膨大なデータ通信が世界の全ての拠点と迅速且つ低コストに行えるようになる。
 また、既存の組織に合わせて構築されたネットワークの壁を超え、迅速な意思疎通と意思決定が可能となることから、業務革新のスピードアップも期待出来る。さらに、グループ全体の通信費用が約30%削減可能となる他、e-ビジネスや情報通信の技術革新へも容易に対応できる環境が整う。

 日産自動車は昨年10月に日産リバイバルプランを発表し、利益ある成長を目指して改革に取り組んでいる。カルロスゴーンCOOは、「リバイバルプランの達成には、グローバルベースでのコミュニケーションの質とスピードの向上が求められる。今回導入するネットワークは、リバイバルプラン達成にとって必要不可欠なコミュケーション・インフラストラクチャーであり、日産の長期の企業戦略にも寄与するものだ。日本テレコムのグローバルなトータル・ソリューションに期待している。これは正に、Win-Win(両社にとって利益のある)パートナーシップである。」と語った。

 一方、日本テレコムは、AT&TとBT及び両社が設立した国際通信会社コンサート社と提携関係にあり、音声のみならずデータ伝送がグローバルに展開できるネットワークサービスに強味を持ち、かつ、ユーザーニーズにフレキシブルに対応できるバックボーンを持っている。
 日本テレコムの村上春雄社長は、「今回の両社のパートナーシップに関する基本合意は、わが社のグローバルな競争力が評価されたものと考えている。全世界で通信ネットワークのアウトソーシング・トータルソリューションへのニーズが高まる中、その先陣をきるケースで、画期的なものだ。日本テレコムのソリューション事業に対する評価を高めるとともに、事業基盤強化にも大きく寄与するものと期待している。」としている。

 今回、両社が構築する次世代情報通信ネットワークは、グローバル性、効率性、信頼性に優れている。
 日産自動車の国内・海外拠点間の迅速、高品質且つ低コストなコミュニケーションの為に、日本テレコムは、パートナーであるAT&T、BT及び両社が設立した国際通信会社コンサート社とネットワークサービスを結び、世界でも初めてのシームレス・グローバルネットワークを構築・提供する。日本テレコムは、IPベースの次世代ネットワークインフラである「PRISM (プリズム)」を利用して、日本で初めて商用化されたManaged IPサービスである「SOLTERIA(ソルテリア)」と、コンサート社の革新的なグローバルIPサービス(CMIP)を複合的に活用することによって、爆発的に増大する大容量データ通信需要を効率的に低コストで処理することが可能となる。さらに、大容量の通信需要に対応するため、24時間365日のネットワーク運用保守管理体制を確立すると共に、日本テレコムのグループ力を結集して信頼性の高いソリューションサポートを提供する。
  

<ご参考>

PRISM :
“Progressive and Revolutionary Integration on Service Media”の略称で、我が国初の日本テレコムの次世代IPバックボーンシステムの総称

SOLTERIA:
日本テレコムのIPベースでの仮想専用網サービス(IP-VPN)のサービス名称。PRISMをバックボーンとして提供する。

CMIP:
“Concert Managed IP”の略称で、コンサート社が提供するManaged IPサービスと呼ばれるIPベースのデータ通信サービスの総称。

以  上