日産フォーミュラEチーム、初開催のサンパウロ大会へ

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、25日にフォーミュラE史上初めてブラジル・サンパウロで開催されるフォーミュラE世界選手権シーズン9の第6戦に参戦します。

前大会のケープタウンでは、サッシャ フェネストラズがフォーミュラE参戦後、初のポールポジションを獲得しました。ノーマン ナトーも2戦連続でポイントを獲得しており、1か月ぶりの本大会でも、チーム一丸となってこの勢いを維持しようと意気込んでいます。

2.96kmのコースは、ブラジルの象徴的なレーシングドライバーであるアイルトン セナの出身地として知られるサンパウロのサンタナ地区に隣接し、カーニバルで有名なサンバドローム地区を駆け抜けます。予選は3月25日(土)09:40 BRT(UTC -3)、決勝は14:00 BRTに開始されます。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「今回新設されたサーキットはバンプが多く、長いストレートと大きなブレーキングゾーンが特徴的で、これまでとは異なるアプローチが必要になりますね。加えて、雨の影響も懸念しています。Gen3が導入されて以来、雨のレースはなかったので、しっかり対策を検討しなくてはなりません。この1か月間は、これまでのレースの振り返りを行い、ライバルとの立ち位置も確認してきました。自分たちの強みは何で、何を改善すべきかがはっきりしたので、これからもラウンド毎に進化していけると信じています」

 

ドライバーコメント

サッシャ フェネストラズ

「新しいコースですので、経験豊富なドライバーも自分も条件は同じです。私が育ったアルゼンチンのコルドバに最も近い会場ですので、里帰りをするような気分です。友人も観戦に来てくれるとのことですし、とても楽しみにしています。前回のケープタウンでは、今シーズン初めてポールポジションを獲得することができました。この勢いをさらに加速させることが目標です。オーバーテイクをしやすいコースですが、非常にバンプの多い路面なので、1周1周こなすのが大変そうです。十分な休養をとってしっかりとレースに挑みます」

 

ノーマン ナトー

「サンパウロのコースを体験するのが楽しみですね。とてもバンピーなコースですので、簡単にはいかないでしょう。低速になってしまうシケインが多く、他のサーキットよりもオーバーテイクはしやすそうです。シーズン初めての雨が降る可能性もあり、ファンにとっては面白い展開になるかもしれませんが、気を引き締めていきます。直前の2大会でポイントを獲得していますし、今回はより多くのポイントを獲得できる可能性があると思います。この1カ月間、チーム全員で懸命に準備してきましたので、さらに一歩前進することを目指します」

 

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