日産自動車、メキシコでの生産累計で300万台を達成

2000年12月11日

日産自動車、メキシコでの生産累計で300万台を達成
~ 北米での生産累計が800万台を突破 ~

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)のメキシコにおける生産拠点であるメキシコ日産(本社:メキシコシティ、社長:吉岡 博)の累計生産台数が、この度300万台に達したと発表した。

日産は1961年にメキシコ日産を設立、1966年からメキシコのクエルナバカ工場で411型ブルーバードの生産を開始した。それ以降、小型乗用車、ピックアップを中心とした生産を行い、1989年3月には日産の海外生産拠点としては初めて累計生産台数が100万台を突破した。
また、クエルナバカ工場に加え、メキシコ国内での第2の車両生産工場となるアグアスカリエンテス工場でも1992年に車両生産を開始し、1995年8月には両工場の累計で200万台の生産を達成している。

メキシコ日産では、現在、新型セントラ、ツル、ツバメ・ステーション・ワゴン、ピックアップを生産しており、1999年には米国、カナダ向けのセントラの生産を集約、その北米向け全量を生産しているほか、中南米、カリブ諸国向けの輸出でも実績をあげている。

また、本年12月始めに日産・ルノーのアライアンスの下での最初の共同生産モデルとなるルノー・セニックの生産をクエルナバカ工場で開始し、2001年末にはアグアスカリエンテス工場でルノー・クリオを追加するなど、メキシコにおいてもアライアンスに関する積極的な事業展開が進められている。

日産では2000年11月に米国での累計生産台数で500万台を達成しており、今回のメキシコの300万台と合わせ、北米での累計生産台数は800万台に達する。

尚、メキシコ日産では両工場合計の生産能力を2003年までに年間40万台まで増強するとしており、既に増強を発表しているスマーナ、2003年に操業を開始する新設のキャントンと合わせると、日産の北米における生産可能な台数は年間115万台に達する。

以 上