2002年度中間決算を発表

2002年度中間決算へ

2002年11月19日


日産自動車は本日、2002年度中間決算を発表した。各決算数値は、本年10月23日に発表した見込みに沿ったものとなっており、5半期連続で過去最高の半期決算となった。

日産180の最初の6ヶ月間で達成されたこの成果は、よりスリムで効率的な事業、販売台数増加、コスト削減といった要素が相俟って生み出されたものである。

−中間期連結決算−

販売台数
2002年度上期のグローバル販売台数(小売)は、前年同期の128万9,000台に対し、138万6,000台となった。

売上高
連結売上高は、前年同期の2兆9,775億円に対し、3兆2,855億円(266.9億USドル、282.5億ユーロ)となった。

営業利益
連結営業利益は、前年同期比84.5%増の3,483億円(28.3億USドル、29.9億ユーロ)となり、売上高営業利益率は前年同期の6.3%に対し10.6%となった。

経常利益
連結経常利益は、前年同期の1,603億円に対し、倍以上となる3,235億円(26.3億USドル、27.8億ユーロ)となった。

税金等調整前中間純利益
税金等調整前中間純利益は、3,650億円(29.7億USドル、31.4億ユーロ)となった。前年同期は1,654億円であった。

法人税等
法人税等の税額は793億円(6.4億USドル、6.8億ユーロ)となった。

中間純利益
連結中間純利益は、前年同期から25%増加し、2,877億円(23.4億USドル、24.7億ユーロ)となった。

有利子負債
自動車事業と販売金融事業をあわせた総実質連結有利子負債残高は、2002年3月末時点の2兆7,500億円に対し、2兆5,800億円(209.6億USドル、221.8億ユーロ)となった。一方、自動車事業における実質連結有利子負債残高は2,701億円(21.9億USドル、23.2億ユーロ)となり、2002年3月末時点から1,616億円減少した。

株主資本
2002年9月末時点の連結株主資本は、1兆6,639億円(135.2億USドル、143.1億ユーロ)となり、2002年3月末時点の1兆6,208億円から431億円の増加となった。

‘02年度通期の見通し
2002年度通期の見通しについては、既に本年10月23日、東京証券取引所に届出を行っている。通期の連結売上高は6兆8千億円、連結営業利益は7,200億円、連結売上高営業利益率で10.6%、連結経常利益は6,600億円、連結当期純利益で4,900億円を見込んでいる。また、02年度末の自動車事業実質有利子負債残高は800億円になると予想している。以上の予測値の前提となる下半期の為替レートについては、対米ドルは125円、ユーロは120円としている。

以上

注)本リリース中に記載されている米ドル及びユーロ表記は、便宜上2002年度上期期中平均レートである1ドル123.1円及び1ユーロ116.3円のレートを使用している。

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