日産フォーミュラEチーム、ケープタウンへ

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、2月25日に南アフリカ共和国のケープタウンで開催されるフォーミュラE世界選手権シーズン9の第5戦に参戦します。

前回のハイデラバード大会では、ノーマン ナトーがパンクに見舞われながらも好走し、サッシャ フェネストラズも表彰台争いに加わるなど、両ドライバーとも力強い走りを見せました。自信を深めたチームは、フォーミュラEが初めて開催される南アフリカのケープタウンでのレースに向けた準備を進めています。

全長2.94kmのケープタウン・ストリート・サーキットは、市内のウォーターフロント地区とグリーンポイント地区を通過します。12のターンで構成されるサーキットは、今シーズン最速のコースと言われています。ムイユポイントと呼ばれる海沿いのビーチを駆け抜けるドライバーにミスは許されません。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーであり、日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「ケープタウンの新コースは非常にチャレンジングで、レースは厳しいものになるでしょう。シミュレーターでの練習では、ハイドラバード大会より早く走らなければならないことも分かっており、どんなミスも許されません。 前回はフェネストラズに不運もありましたが、全体的にはうまくまとめることができました。南アフリカでは、両者ともポイントを獲得すべく、高いモチベーションで挑戦していきます」と述べました。

ケープタウンでの予選は2月25日11:40(南アフリカ時間)に始まり、16:00(同)に決勝が始まります。視聴方法はこちらをご覧ください。

 

ドライバーコメント

サッシャ フェネストラズ

「とても面白いサーキットですし、今シーズン最速の結果が期待できるコースになりそうです。オーバーテイクは難しそうですから、予選が特に大切になります。ここ2戦はペースが上がってきていますが、ハイデラバードでは不運に見舞われ、とても残念な結果になってしまいました。ただし、大会ごとに調子を上げていますので、ケープタウンでは多くのポイントを獲得できるチャンスがあると思います。高速コーナーはチャレンジングですが、誰も走ったことがない新しいサーキットなので、ルーキーとして自信をもって挑戦します。ポイント獲得を目指して、頑張ります」

 

ノーマン ナトー

「ケープタウンは全くの新しいコースで、今シーズン最速タイムが出るコースになると予想されています。高速セクションやバンプなど、しっかりとしたラップタイムで走ることが難しそうです。直近の2戦ではポイントを獲得し、チームとしてどんどん良くなってきていますが、もっと出来ると思っています。さらに高みを目指し、2台揃って得点を獲得することが目標です。パフォーマンスを最適化するため、シミュレーターを使って入念に準備しています」

 

以上