日産自動車、グループ内のサービス・サポート会社を統合


日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)及び日産自動車グループの主要車両・部品製造会社である、日産車体株式会社、愛知機械工業株式会社、日産工機株式会社、ジヤトコ株式会社の計5社は、グループ内で行っている各種のサービス・サポート業務の更なる質と効率化の向上、および同業務をグループ外にも拡大していくための競争力強化を目指し、各社が持つサービス・サポート子会社10社を統合する。

具体的には、
日産自動車(株)の子会社である(株)日産コーエー、(株)日産セキュリティ・サービス、日産車体(株)の子会社である(株)日車サービス、(株)サンガード、(株)ジーエス、愛知機械工業(株)の子会社であるアイチ・エステート・サービス(株)、愛知エンジニアリング(株)、
日産工機(株)の子会社である(株)ピーエス、
ジヤトコ(株)の子会社であるジヤトコサービス(株)、ジヤトコフード(株)である。

これら10社は現在、各社の従業員向けの各種保険や物品の販売業務、親会社の事務管理代行業務、グループ会社の警備や施設・設備管理業務、製造設備の保全業務など各種のサービス・サポートを実施している。2004年に、これら10社を統合(会社名等詳細は未定)する予定であるが、第一ステップとして、本年10月1日に10社が共同して10社の全発行済株式を保有する持株会社「SSKKホールディングス株式会社」(本社:東京都中央区銀座 社長:嘉悦 朗)を設立する。2004年に設立される予定の新会社は、売上高500億円、従業員数3,000名程度の規模となる見込みである。

10社を統合することにより、機動的な事業運営を可能にするとともに、グループ外での新しいビジネスチャンスを開拓することとなる。また各社のノウハウの共有化、企業規模の拡大によるスケールメリット、各社に共通する重複業務の効率化などによって、サービスの質とコスト両面においての効率化と競争力の向上が期待され、日産自動車グループ各社のビジネスにも寄与するものと見ている。

以 上