日産自動車、2003年ダカールラリーの参戦体制を発表

 

 

 

 

 

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は現地時間11月4日、パリに於いて2003年のダカールラリー参戦体制を発表した。

日産はこれまで、プライベートチームを通じてダカールラリーに参加してきたが、今回よりワークス体制での参戦となる。2003年は、欧州、南アフリカ、日本および中東出身者から構成されるチームが5台の日産ピックアップで参戦する。全車ともスーパープロダクションクラス(グループ2 改造車クラス)にエントリーし、ドゥビリエ-メモン組は後輪独立懸架を装備した同車のエボリューションモデルでの参戦となる。なお、ワークス体制での参戦は2003年から2006年までの4年間を予定している。

チームの詳細は以下の通り:

ドライバー

ナビゲーター

車両

篠塚建次郎(日本)

ティエリー・デリゾッティ(仏)

日産ピックアップ

ジニール・ドゥビリエ(南ア)

パスカル・メモン(仏)

日産ピックアップ・プロト

アリ・バタネン(フィンランド)

TBA

日産ピックアップ

ティエリー・ドゥラベルニュ(仏)

ジャッキー・デュボア(仏)

日産ピックアップ

カリファ・スルタン・アルムタウイ(UAE)

TBA

日産ピックアップ

日産は、販売促進およびブランド強化を目的としてモータースポーツプログラムの再構築を行っている。今後は、製品ラインナップに関連し、よりお客様に近いところにあるカテゴリーへの参戦を行っていく。その例が、ダカールラリーである。

現在世界各国で販売されているエクストレイル、パトロール、ピックアップ、テラノなどを含め、日産は50年以上に渡って数多くの4輪駆動車を生み出してきた。ダカールラリーは、これらのエンジン、駆動系に使用されている日産の高度な技術力を世界に証明するために理想的な舞台でもある。

ラリーへの参戦は単に4輪駆動車ビジネスのためだけでなく、日産ブランド全体の強化にもつなげる事を目的としている。特に若年層の熱狂的なファンにアピールする事で、日産ブランドにダイナミックなイメージを加え、強力なブランドの構築を目指していく。

以上