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“洗練された大人のための高級セダン” 「ティアナ」を新発売

ティアナ (J31型) 2003/2/3

日産自動車は、『洗練された大人のための高級セダン』をコンセプトに開発した、新型車「ティアナ」を2月3日より全国一斉に発売する。

 


ティアナ230JM<オプション装着車>

 

今回発売する「ティアナ」の最大の特長は「モダンリビングを思わせる品格あるインテリア」である。落ち着きと新鮮さを醸し出すウッドパネルや、贅沢なソファのようなシートなどを採用し、乗る人を心地よい緊張感と安らぎで包み込み、家族や友人を招き入れたい気持ちにさせる新感覚のインテリアとしている。

またメカニズムでは、実用域のトルクにこだわった新開発V6 2.3Lエンジンを量販グレードに採用するとともに、V6 3.5Lエンジン搭載車には、世界初の大排気量FF用ベルト式XTRONIC(エクストロニック)CVTを組み合わせ、スムーズな変速と滑らかな走りを実現した。

なお、同車は中国をはじめとするアジア地域においても販売され、更なる成長に向けた経営計画「日産180」のコミットメントである、「2004年度末までに100万台の販売増」に寄与する戦略車でもある。

「ティアナ」の特長は以下の通り。
●モダンリビングを思わせる品格あるインテリア
●スタイリッシュで魅力的なプロポーション
●大人のための、ゆとりある快適な走り

*「ティアナ(TEANA)」車名の由来
語源は、ネイティブアメリカンの言葉で「夜明け」を意味する。新しい高級セダンの夜明けにふさわしく、また、このクルマのもつ美しさに似合うエレガントな響きからネーミングした。

<販売目標台数>                   グローバル:100,000台/年 (内 日本:25,000台/年)

<取り扱い販売会社>            NISSAN Blue Stage:日産系、モーター系各販売会社
                                                         *全車種取り扱い店(NISSAN Red & Blue)を含む

<発表展示会>                         2月8日(土)、9日(日) 、15日(土)、16日(日)

<車両概要>
1. モダンリビングを思わせる品格あるインテリア
インテリアデザインは、日本人の最も今日的な生活価値観を具現化し、「和(やわ)らぎ」「もてなし」「匠(たくみ)」をテーマとした新しい高級感を表現している。
・木目を大胆に扱い、備え付けの高級家具をイメージさせるインスト。
・フロントとリヤを穏やかなアーチで繋ぎ、コミュニケーションが弾むサイドテーブルのようなセンターコンソール。
・贅沢なソファを連想させるシート。
・ツートーンのベースコーディネーションに、パールスエードと呼ばれるシルキータッチで質感のある第3の表皮素材を、インストアッパー、シート、ドアアームレスト、センターアームレストにインサートした新しいインテリア表現。
・インスト、センターコンソールなどの柾目調木目、センタークラスターゾーン、シフトノブなどのサテン調メタルなど、落ち着きを感じる質感の高い素材の採用。
・お客様が実際に見て、触れて、使って感じる品質(パーシブドクオリティ)を高め、高級セダンに相応しいインテリアを実現。
・助手席パワーオットマン機構、助手席パワーシート、左右独立温度調整式フルオートエアコンなど、パートナーをもてなす充実した装備。
・FF-Lプラットフォームを採用し、クラストップのニールームなど前後席ともに広く快適な室内空間の実現。

2. スタイリッシュで魅力的なプロポーション
エクステリアデザインは、卓越した空間性を持ちながら、なお、クルマらしい動感覚にあふれている美しいバランス感の創出を特徴としている。
・豊かな室内空間とのバランスを図った、美しくスタイリッシュなサイドビュー。
・キリッと凛々しいハンサムなフロントビュー。
・プレステージ感が際立つリヤビュー。
・高品質のエクステリアを追求(パーシブドクオリティ)、ボディ全体のソリッドな塊感を実現。

3. 大人のための、ゆとりある快適な走り
・実用域のトルクにこだわり、市街地から高速走行までトルクフルな余裕の走りを可能とした新開発VQ23DEエンジンを採用。
・実用域における力強くスムーズな動力性能と世界初の大排気量FF用エクストロニックCVTとの組み合わせにより、滑らかな走りと低燃費を実現したVQ35DEエンジン。
・4WD車に搭載されたQR25DEエンジンは、CVTC(連続可変バルブタイミングコントロール)により、低回転から大幅なトルク向上を実現。
・マニュアルモード付6段変速の新開発エクストロニックCVT-M6は、大排気量FF車用に開発された大容量ベルト式CVT で、ギヤのレンジ幅とロックアップ領域の拡大により、滑らかな加速と燃費向上を実現するとともに、スポーティな走りを可能とした。
・快適な走りと操縦安定性を実現した、新開発マルチリンク式リヤサスペンション。
・見切りが良く車両感覚が掴みやすいフードと最小回転半径5.3mによる運転のしやすさ。

4. 実用性
・キーを所持しているだけで、ドアのロック、アンロック、トランクリッドのワンタッチオープンおよびエンジン始動・停止ができる、カードタイプのインテリジェントキーを全車にオプション設定。エマージェンシーキーを内蔵するとともに、エンジンイモビライザー機能付とした。
・8方向独立プッシュスイッチのコントローラーを採用し、シンプルで分かりやすい操作を実現したセンターコントロールスイッチ。
・「つながる楽しさ」と「つながる安心感」を実現する日産情報サービス「カーウイングス」を全車にオプション設定。

5. 安全/環境
・運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステム、前席アクティブヘッドレストを全車に標準採用。
・全車が平成12年排出ガス規制値の75%低減レベルを実現し「超-低排出ガス車(U-LEV)」の認定を取得。
*2000年4月より国土交通省が、一般消費者の選択を通じ、排出ガス低減性能の高い自動車の普及を促進するために開始した低排出ガス車認定制度。「超-低排出ガス車」は、NOxおよびHCの排出量の低減レベルが「平成12年基準排出ガス75%低減レベル」をクリアした低公害車。

 

<全国希望小売価格(消費税を含まず)

(単位:千円)

 

駆動

グレード

エンジン

ミッション

価格

2WD
(FF)

230JK

 

VQ23DE(NEO)

E-ATx

2,250

  M-コレクション

2,400

  230JM

2,520

☆掲載写真車種

  350JK

VQ35DE(NEO)

エクストロニックCVT-M6

2,840

 

  350JM

3,190

4WD

  250JK FOUR

QR25DE(NEO)

E-ATx

2,450

  250JM FOUR

2,770

E-ATx:フルレンジ電子制御4速オートマチック
エクストロニックCVT-M6:6速マニュアルモード付無段変速機

官公庁・法人など送迎用途が多い方にもお使い頂けるよう、

室内の静粛性を更に向上し、一部装備の充実を図った「230JM F-コレクション」を設定した。なお、本車両は平成12年排出ガス規制値の75%低減レベルを実現し「超-低排出ガス車(U-LEV)」の認定を取得するとともに、2010年燃費基準にも適合し、グリーン税制の優遇措置を受けることができる。また、グリーン購入法における政府一般公用車の調達基準、および七都県市低公害車指定制度の基準にも適合している。

*グリーン税制適合車には、2003年3月31日までの新規登録車に対し、自動車取得税減税(自家用車の場合15,000円の軽減)、自動車税減税(登録翌年度から2年間にわたり「超-低排出ガス車」の場合は50%軽減)が適用される。

<全国希望小売価格(消費税を含まず)>

(単位:千円)

駆動

グレード

エンジン

ミッション

価格

2WD(FF)

 230JM F-コレクション

VQ23DE(NEO)

E-ATx

2,960

E-ATx:フルレンジ電子制御4速オートマチック


 

 

日産自動車の関連会社である(株)オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:相部 剛)は、今回の新型車「ティアナ」発売にあわせて、主に下肢の不自由な方が運転される際の、運転補助装置を装着したライフケアビークル(LV)*1「ドライビングヘルパー」を設定し、2月3日より全国一斉に発売する。

*1:ライフケアビークル・・・生活のいろいろなシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life care Vehicle)と呼んでいる。

 


ティアナ ドライビングヘルパー「オーテックドライブギア タイプe」<オプション装着車>

 

<ドライビングヘルパー「オーテックドライブギア タイプe」概要>
ティアナ「ドライビングヘルパー」では、アクセル・ブレーキ操作を行う手動運転装置に、従来に対して大幅に機能を改善した新開発の「オーテックドライブギアタイプe」を搭載した。「オーテックドライブギア タイプe」は、手元のコントロールグリップで行うアクセル操作を電子制御方式とすることで、装置のコンパクト化や操作の滑らかさを向上させた。アクセル・ブレーキを左手で操作するコントロールグリップと、右手でステアリングを操作するためのステアリングノブが標準装備となる。主な特長は以下の通り。

●操作性/快適性
アクセル操作力の軽減と滑らかさを向上したことに加え、パームレスト(台座部分)に手を置いたままアクセル操作ができるため、上体が安定し、また長時間運転する際の腕にかかる負担を大幅に軽減している。従来の「オーテックドライブギア」と比較して、ユニット本体部分を約半分にコンパクト化、足元スペースへの影響を最小限にとどめた。

●信頼性と安全性
ダブルワイヤー方式のブレーキ機構の採用に加え、前述の新方式アクセルの採用によりユニット自体の構造を見直し、ブレーキ操作のタイムラグを少なくするなどの配慮を加えている。

●デザイン性
黒/シルバーを基調とし、本革巻/アルミコンビのコントロールグリップと、本革巻ステアリングノブを採用し、スポーティで斬新なデザインとした。

<取り扱い販売会社>   NISSAN Blue Stage:日産系、モーター系各販売会社
                                                 *全車種取り扱い店(NISSAN Red & Blue)を含む

<全国希望小売価格(AT・CVT車の他グレードにも架装可能)>(消費税は非課税)

(単位:千円)

 

仕様

駆動

ベース車
グレード

エンジン

ミッション

価格

ドライビングヘルパー
オーテックドライブギア タイプe

2WD

230JM

VQ23DE
(NEO)

E-ATx

2,770

☆掲載写真車種

E-ATx:フルレンジ電子制御4速オートマチック

(了)