日産自動車、ロシアに販売会社設立へ

本件は、モスクワ現地時間8月26日(火)に発表したリリースの和訳です。

2003年08月27日

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は、モスクワ現地時間8月26日に、モスクワで開催中のモーターショー「オートサロン2003」において、2004年1月にロシアに新会社を設立すると発表した。

新会社となるロシア日産自動車会社(Nissan Motor Rus)は、日産車及び日産純正部品をロシア国内のディーラーネットワークを通じて販売する。新会社の本社所在地はモスクワで、発足当初の従業員は25名の予定である。

同社の社長には斎藤徹が就任する。同氏は1982年に日産自動車に入社し、1990年から6年間、欧州日産に出向。その間、2年にわたり、ロシア市場担当を務めていた。

斎藤は「ロシアにおける新販売会社の設立は、日産が世界規模で順調に成長と発展を続けてきた結果だ。また、日産がロシア市場の長期的な成長を確信するものでもある。我々は、充分な投資を行い、ロシアにおける日産ブランドをより強固なものとする。さらに品質を高め、お客様に対するディーラーのサービスを一層きめ細かなものとするつもりだ。」と語った。

日産は、1993年からロシアでの販売を行っている。現在、ロシア国内で日産車を販売している独立系の商社3社に代わり、新会社が販売を行う。昨年、7,200台の日産車をこの独立系3社で販売したが、この台数は、ロシアの輸入車市場の8%に相当している。

以 上