日産自動車、パキスタン市場へ完成車輸出を開始

日産自動車(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、本年2月下旬にパキスタンに4車種を新規投入し、同国市場に参入する計画を発表した。投入車種は「サニー」、「セフィーロ(日本名:ティアナ)」、「パトロール(日本名:サファリ)」、「エクストレイル」で、現地販売会社であるガンダーラ日産社を通じ、日本から輸入・販売する。4車種合計で月間約100台の販売を計画している。

2004年のパキスタンの自動車全体需要は対前年比51%増の114,843台であった。2000年時点と比較し3倍以上の伸びをみせている同市場は、日産ブランドにとって大きな可能性のある市場とみており、次期3ヵ年計画「日産バリューアップ」においても、利益ある成長を支える、マーケットの1つとなることを期待している。2005年4月より実施される同計画では、2007年度末までに年間グローバル販売台数420万台を目指している。

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