日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区 社長：カルロス ゴーン）は2日、米フロリダ州オーランド市と、電気自動車用（EV）充電ネットワークの開発とEV普及のための政策を推進し、同市周辺でゼロ・エミッションモビリティを推進していくために協力していくことで合意したと発表した。本発表は、「日産リーフ」のゼロ・エミッションツアーのオーランドへの到着に合わせて行われた。これにより、初めての量販型ゼロ・エミッション車である「日産リーフ」の2010年の発売に道筋が付けられたことになる。
本合意の一環として、日産とオーランド市は、公共の充電インフラ以外に、家庭や職場での充電を可能にするインフラの整備を推進していく。また、両者は、方策を確立し、充電インフラ整備の効率化に協力して取り組んでいく。日産は、フロリダ州オーランド市、オーランド大都市圏周辺およびオレンジ郡にEVを提供することにも同意している。
オーランド市は、グリーン・ワークス・オーランド・イニシアティブ（Green Works Orlando Initiative）の一環として、電動化を促進していくことを目標としている。
日産は、アライアンスのパートナーであるルノーと共に、グローバルでEVの量販を行う唯一の自動車メーカーである。「日産リーフ」は、個人および法人のお客様向けの5人乗りの乗用車であり、2010年後半には、米国、日本および欧州で発売される。
日産は、市場およびインフラ整備のため、各国政府、地方自治体、電力会社等のパートナーと共に、ゼロ・エミッションモビリティに対する包括的なアプローチを推進している。米国では、テネシー州、オレゴン州、カリフォルニア州ソノマ郡・サンディエゴ・サンフランシスコ、アリゾナ州フェニックス・トゥーソン、ワシントンD.C.、シアトル、ノースカロライナ州ローリー市のプログレス・エナジー社、テキサス州ヒューストンに拠点を置くリライアントエナジー社等と多くのパートナーシップを締結している。
＜関連URL＞ 日産ゼロ・エミッションサイト
以 上