日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は26日、2018年度の第1四半期決算を発表しました。
2018年度第1四半期の連結売上高は2兆7,166億円、連結営業利益は1,091億円となり、売上高営業利益率は4.0%となりました。主に原材料の高騰や為替の変動などが減益要因となりました。当期純利益注1は、前年同期比14.1%減の1,158億円となりました。
2018年度第1四半期財務実績
中国合弁会社に持分法を適用した2018年度第1四半期の財務実績は次の通りです。
(東京証券取引所届出 - 中国合弁会社に持分法を適用)注2 |
2017年度 第1四半期 |
2018年度 第1四半期 |
前年同期比 |
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売上高 | 2兆7,604億円 | 2兆7,166億円 | -1.6% |
営業利益 | 1,533億円 | 1,091億円 | -28.8% |
売上高営業利益率 | 5.6% | 4.0% | -1.6ポイント |
経常利益 | 1,896億円 | 1,589億円 | -16.2% |
当期純利益 注1 | 1,349億円 | 1,158億円 | -14.1% |
中国合弁会社を比例連結した会計基準では、2018年度第1四半期の連結営業利益は1,544億円、売上高営業利益率は5.1%となり、当期純利益注1は1,158億円となりました。
グローバル販売状況
2018年度第1四半期のグローバル販売台数は前年同期比3.0%減の131万台となりました。
日本では、全体需要が前年同期比1.0%減の119万台となる中、当社は、前年同期比0.8%減の13万台となり、市場占有率は横ばいの10.9%となりました。
会計年度が暦年ベースの中国では、販売台数は前年同期比6.9%増の33万6,000台に達し、市場占有率は前年同期比0.3ポイント増の5.0%となりました。新型「キックス」やフルモデルチェンジした「ナバラ」、及び「エクストレイル」、「ティアナ」等の貢献に加え、「D60」などのヴェヌーシアブランドの伸長が販売をけん引しています。
米国では、36万5,000台となり、市場占有率は8.1%となりました。
ロシアを含む欧州では、前年同期比12.7%減の16万2,000台となり、市場占有率は3.1%となりました。ロシアにおける販売台数は前年同期比0.6%減の2万3,000台となり、同市場における市場占有率は5.0%となりました。
アジア・オセアニア、中南米、中東、アフリカをはじめとするその他市場の販売台数は前年同期比6.6%増の20万台となりました。
2018年度配当
2018年度の年間配当は、前年比7.5%の増配に相当する一株当たり57円を見込んでいます。
注1)親会社株主に帰属する当期純利益
注2)2013年度から中国の合弁会社 東風汽車有限公司の連結方法が変わり、持分法が適用されています。本会計基準では、連結当期純利益に変化はないものの、連結売上高と連結営業利益には東風汽車の数値は含まれなくなります。
当社決算の詳細については、以下より資料をダウンロードいただけます。
www.nissan-global.com/JP/IR/FINANCIAL/
以 上