電気自動車を活用した最大需要電力削減パイロットプロジェクトを開始します

新たなサービスの創出に向け3社共同で実施

九州電力株式会社、イーレックス株式会社及び日産自動車株式会社の3社は、電気自動車(以下、EV)の日産リーフを活用し、法人のお客さま向けにEVの車載バッテリーからビルに放電することで最大需要電力(以下、デマンド)を削減するV2B(Vehicle to Building)パイロットプロジェクトを、平成31年1月から共同で開始します。

本プロジェクトでは、法人のお客さまに日産リーフと充放電器を導入し、車載バッテリーの電気を活用することによるお客さまのデマンドの削減効果を検証するとともに、非常用電源としての活用も含めたお客さまの受容性について確認を行います。

各社は本プロジェクトを通じて、EVを活用した新たなサービスの創出に向けた 知見の獲得を目指すとともに、今後の事業化についても検討していきます。

【各社の主な検証項目】

九州電力株式会社

  • お客さまの使用電力データ分析によるデマンド削減効果
  • 将来の事業化を見据えた事業性評価

イーレックス株式会社

  • お客さまの車両使用用途に応じたサービス適合性
  • お客さまの受容性や満足度
  • ガソリン車とEVでの車両関連コストの比較

日産自動車株式会社

  • V2BによるEVの使われ方の確認

 

<九州電力株式会社>

設  立: 1951年(昭和26年)5月
代 表 者: 代表取締役 社長執行役員 池辺 和弘
所 在 地: 福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号
事業概要: 電気事業

 

<イーレックス株式会社>

設  立: 1999年(平成11年)12月
代 表 者: 代表取締役社長 本名 均
所 在 地: 東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン14階
事業概要: 電気事業

 

<日産自動車株式会社>

設  立: 1933年(昭和8年)12月
代 表 者: 代表取締役社長兼最高経営責任者 西川 廣人
所 在 地: 横浜市西区高島一丁目1番1号
事業概要: 自動車事業

 

以上

 

<イメージ>

※EVへの充電は、お客さまの使用電力の状況に応じて昼間時間帯でも可能
なお、将来的には再生可能エネルギーの発電状況や需給バランスに応じたEVの充放電を検討