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日産自動車、CDPより「気候変動」「ウォーターセキュリティー」の2部門で最高評価の「Aリスト」企業に認定

日産自動車、CDPより「気候変動」「ウォーターセキュリティー」の2部門で 最高評価の「Aリスト」企業に認定

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、2021年度の気候変動、および水資源に対する取り組みとその情報開示により、環境分野で世界的に権威のある国際的な非営利団体CDP*1より、「気候変動」と「ウォーターセキュリティー」の2部門で最高評価である「Aリスト」企業に認定されました。日産が「気候変動」および「ウォーターセキュリティー」の2部門で同時にAリスト認定を取得するのは2019年度以来2度目となります。

 

 

日産は、中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム(NGP)」において、気候変動、および水資源を重要課題として位置づけ、バリューチェーン全体を通じて環境課題の解決に向けた取り組みを推進しています。この度のCDPによる「Aリスト」企業への認定は、当社の以下の取り組みが高く評価されたものです。

 

  • 社内にグローバルと各地域別の環境委員会を設置し、潜在的なリスク対策を含めた包括的なマネージメント体制を構築
  • 気候変動に関連する指標に基づく役員報酬制度を導入
  • 2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルを実現する新たな目標を設定
  • 世界初の電気自動車(EV)生産ハブとして、EVエコシステムを構築する「EV36Zero」を英国サンダーランドにて公開
  • SBT(サイエンス・ベース・ターゲット)*2 に整合する、2030年までのCO2削減目標の設定
  • 世界各地の生産拠点において、水に関するリスクアセスメントを実施
  • 排水に関して、法的な基準より厳格な社内管理基準を設定し、水質管理を確実に実施
  • 工場近隣の水環境を保全するため、自治体等と連携

 

日産の社長兼CEOである内田 誠は、「日産は『ニッサン・グリーンプログラム』を通じ、クルマのライフサイクルでのCO2削減、工場における取水量の削減や水資源の保全に、継続的に取り組んできました。この度、『気候変動』と『ウォーターセキュリティー』の2部門で同時にAリスト認定という評価をいただき、大変嬉しく思います。日産は引き続き、環境課題に対し、サプライヤーをはじめとするステークホルダーの皆さまとともに、社会により大きな価値をご提供できるようサステナビリティの取り組みを推進していきます。」と述べました。

 

以上

 

<日産の関連URL>

環境への取り組み、ニッサン・グリーンプログラム(NGP)

日産のサステナビリティ

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*1 CDPの年次の環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示における一つの基準として広く認知されています。2021年度は、運用資産規模で110兆米ドルを超える590強の機関投資家と購買力規模で5.5兆米ドルに達する200の購買企業がCDPのプラットフォームを通じた環境情報開示を求め、約13,000の企業がこれに応じました。

 

*2 SBT(サイエンス・ベース・ターゲット。科学的根拠に基づく目標): SBTイニシアチブは、企業が最新の気候科学に基づいて野心的な排出削減目標を設定できるようにするためのグローバル組織です。SBTイニシアチブは、世界中の企業が2030年までに排出量を半減させ、2050年までに排出量をゼロにすることを目標としています。このイニシアチブは、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の協力によるもので、We Mean Business Coalitionのコミットメントの一つです。SBTiは、科学的根拠に基づく目標設定のベストプラクティスを定義・推進し、導入の障壁を減らすためのリソースやガイダンスを提供し、企業の目標を独自に評価・承認しています。
www.sciencebasedtargets.org @sciencetargets