日産e.dams、ロンドンe-Prixのダブルヘッダーへ

日産e.dams、ロンドンe-Prixのダブルヘッダーへ

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、7月30日と31日に開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権の第13戦と第14戦(ロンドンe-Prix)に参戦します。

英語音声のみ

 

ロンドンe-Prixは、エクセルエキシビジョンセンターとロイヤルビクトリアドックに設置された、屋内と屋外が同一周回内に存在するユニークなサーキットで開催されます。スタート/フィニッシュラインは、エクセルエキシビジョンセンターの屋内にあり、前半は屋内の非常に滑らかでグリップの高い路面でレースが進められます。後半はアリーナを囲む屋外のアスファルト路面を走行し、最後の数コーナーでエキシビジョンセンター内に戻ってきます。昨シーズンに引き続き二度目のフォーミュラE開催となる今回は、全長2.141kmのレイアウトに若干の変更が加えられました。

前回のニューヨーク大会でセバスチャン ブエミとマクシミリアン ギュンターは、ともに予選で速いラップタイムを記録し、レースでも堅調な走りを見せました。特にブエミは、第11戦で5位に入賞し、10ポイントを獲得しています。今シーズンも残り4戦となり、最終戦となるソウル大会のダブルヘッダーに向け、チームはマシンの性能向上に全力を尽くしています。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーであり、日産e.damsフォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは、「今回のe-Prixは、コースの半分が屋内で、半分が屋外というとても個性的なサーキットで開催されます。屋内外でグリップのレベルが異なるため、難しいレースになるでしょう。特に雨が降った場合、お客さまは楽しめると思いますが、ドライバーにとっては難しいレースとなります。今年は昨年とレイアウトが変わり、10コーナーと11コーナーのダブルヘアピンがシケインとなり、より少ないエネルギーで走れるようになりました。昨シーズンは、ダブルヘッダーの両レースともブエミは好調でしたし、今回も前戦のニューヨーク大会でお見せしたような走りをすることに集中し、ポイントを獲得できるよう頑張ります」と述べました。

日産は、フォーミュラE選手権への参加を通じて、日産の市販EVの魅力も訴求しています。ブエミは、「日産アリア」と名付けられた23号車を、ギュンターは「日産リーフ」と名付けられた22号車をドライブします。

 

ドライバーコメント

セバスチャン ブエミ:「昨年のロンドン大会で、初日のレースはエネルギーの過剰使用で失格になってしまったのですが、それまでは4位を走行するなど、走りは好調でした。今年も同様に速いペースで走りたいと思っています。昨年とレイアウトは若干異なるものの、コースのデータは豊富にあるので、レースが待ち遠しいです。今回のサーキットはエクセルエキシビジョンセンターを出たり入ったりするユニークなレイアウトで、特殊なアスファルトが敷かれた屋内のコースはグリップ力も高いです。難しいサーキットですが、今年も挑戦するのが楽しみです」

マクシミリアン ギュンター:「ロンドンのサーキットは、屋内と屋外を走る素晴らしいコースです。昨年はとても楽しく走りました。今大会はレイアウトが変更されたので、中盤の走りが改善されると考えています。シミュレーターでしっかり準備してきたので、予選や決勝で何を重視すべきか理解しています。タイトなコーナーや高速のセクションもありますが、何よりも特徴的なのは、トラックが非常に狭いという点です。特に予選では、限界ぎりぎりのところを正確に走らなければならない、フォーミュラEらしいコースだと思います。マシンのすべてを引き出すためにベストを尽くし、2レースとも好成績を残したいです」

 

テレビ放送
視聴方法は、フォーミュラEのホームページ(英語)をご覧ください。

 

#FANBOOST
日産e.damsのファンの方は、nismo.comにアクセスして投票することで、レース中のドライバーに追加で加速するパワーを与えることができます。投票はレースの3日前から始まり、レース開始6分後に締め切られます。ファンブースト投票上位5人のドライバーだけが、この特別なエネルギーを手に入れることができます。

 

詳細情報
詳しくは、日産自動車ニュースルームをご覧ください。

 

以上


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