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日産フォーミュラE、プレシーズンテストでGen3マシンを試走

日産フォーミュラE、プレシーズンテストでGen3マシンを試走

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、ABB FIA フォーミュラE選手権シーズン9の開幕に向けて、12月13日(火)から16日(金)までスペイン・バレンシアのリカルド トルモ サーキットで行われるプレシーズンテストに参加し、Gen3マシンのテスト走行を行います。

日産フォーミュラEチームは、シーズン9から日産単独チームとしてシリーズに参戦します。12月1日にはマドリードで、桜の花をモチーフにした大胆なデザインと印象的なカラーリングを施した新型マシンを公開しました。ドライバーには、フォーミュラEでの優勝経験もあるノーマン ナトーと昨シーズンのスーパーフォーミュラでランキング2位となったサッシャ フェネストラズを起用し、それぞれ17号車と23号車をドライブします。

また、本年6月に日産は、マクラーレンに日産のパワートレインを供給するパートナーシップを発表しました。今回のプレシーズンテストで、日産のパワートレインを搭載したNEOMマクラーレン・フォーミュラEチームのマシンは、初めてフォーミュラEの公式セッションを走行します。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャーで、日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「全チームのGen3マシンが、初めて一堂に会するバレンシアでのテストをとても楽しみにしています。Gen2のパワートレインに比べて技術のレベルは格段に上がっており、これまでとはまったく異なるチャレンジになります。ドライバーは2名とも新しくなり、チーム編成も変わったので、初日から一丸となってベストなセットアップを見つけたいと思います。できる限りの準備をしてきたので、初めての公式セッションでマシンがどのような走りを見せてくれるか、とても楽しみです」

 

ドライバーコメント

ノーマン ナトー

「新シーズンに向けたテストの瞬間は、いつでも素晴らしいものです。新しいマシンの走りが、本当に楽しみです。バレンシアのテストでは、最速タイムを出すことが目標ではありません。この数カ月間やってきたことを継続し、開幕となる1月のメキシコ大会に向けて、全力を尽くします。昨シーズンが終わってからまだ日が浅いのですが、ファクトリーでは本当に忙しくしていますし、バレンシアで新しいマシンに乗ってコースに出るのが待ち遠しいです」

 

サッシャ フェネストラズ

「このテストに向けて、全力で準備を進めてきました。いよいよ本番を迎え、本当にワクワクしています。このチャレンジは、自分のキャリアにとって大きなステップになります。バレンシアでマシンを走らせ、新シーズンに向けて自分たちの立ち位置を確認するのが待ち遠しいです。メキシコ大会はもうすぐです。集中力を維持して、最高の状態で開幕戦に臨みたいと思います」

 

詳細情報
詳しくは、日産自動車ニュースルームをご覧ください。

 

以上

 

日産のフォーミュラE参戦について

日産は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権に、日系メーカーとして初めて、シーズン5(2018~19)から参戦しており、日産はGen3マシンが導入されるシーズン9(2022/23)からシーズン12(2025/26)まで、フォーミュラEに継続して参戦し続けることを発表しています。2022年4月には、e.damsレースチームを買収し、フォーミュラEへの取り組みをさらに強化しました。そして、2022年6月には、フォーミュラEでGen3マシンが使用される期間を通じて、マクラーレン・レーシングに日産のEVパワートレインを供給することも発表しています。シーズン9の日産フォーミュラEドライバーは、ノーマン ナトーとサッシャ フェネストラズに決定しました。

 

フォーミュラEについて

ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、2020年の発足当初からネット・ゼロ・カーボンフットプリントの認定を受けた最初のグローバルモータースポーツとなりました。すべてのレースが実施される市場で、認定された気候保護プロジェクトに投資することで、選手権からのカーボン排出を相殺するものです。

フォーミュラE選手権では、すべての車両が電気を動力源としており、最新の電気自動車の技術をテストし、開発するためのプラットフォームとして機能しています。

フォーミュラEは、大気汚染対策や気候変動の影響を軽減するために、都市部での持続可能なモビリティの導入を推進する目的のもと、世界有数のメーカーが市街地のサーキットで競い合います。