琴平町と日産自動車、電気自動車を活用し地域の強靭化に向けて連携

香川県内で初の協定締結、『ブルー・スイッチ』連携208件目
琴平町と日産自動車、電気自動車を活用し地域の強靭化に向けて連携

琴平町(香川県仲多度郡琴平町、町長:片岡 英樹)と、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、香川日産自動車株式会社(本社:香川県高松市花園町、社長:寺倉 良浩)および日産プリンス香川販売株式会社(本社:香川県善通寺市稲木町、社長:久保 智彦)の4者は、16日、電気自動車を活用した連携協定を締結しました。

 

本協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車(EV)の普及や脱炭素化の推進と同時に、琴平町で災害による大規模停電が発生した際、日産の販売会社から貸与するEV「日産リーフ」等から電力供給を行う協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては208件目の取り組みとなります。また、本活動に関するEVを活用した連携協定締結は、香川県内では初めてです。

 

【協定の経緯・背景】

琴平町は、環境対策や、防災対策に取り組んでいるほか、持続可能で強靱なまちづくりを目指し、SDGs推進にも積極的に取り組んでいます。

一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しています。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速しています。

この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、琴平町が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。

 

 

【協定の概要と主な連携内容】

EVを活用した連携協定の概要は、以下の通りです。

  • 琴平町および日産自動車、香川日産自動車、日産プリンス香川販売は、平常時もEVの普及促進を行うほか、町のイベントで使用する電力をEVから供給することで、EVの「走る蓄電池」としての活用を町民へ積極的にアピールし、環境・防災意識向上を目指す。

  • 琴平町で災害を起因とする停電が発生した際、町が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備しているEV「日産リーフ」等を無償で貸与し、EVからの給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整え、町民の生命及び身体の安全を守る。

 


EV「日産リーフ」を活用した脱炭素化、強靱化イメージ図

 

琴平町は、公用車としてEV「日産サクラ」やEVから電気を取り出す可搬型給電器を導入している他、今後V2H(Vehicle to Home)も導入し、脱炭素と地域の強靭化に積極的に取り組んでいきます。

琴平町と日産自動車は、本協定締結を機に、EVを活用した、環境に配慮し災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素社会実現、SDGs達成に向けて、更に連携を強化してまいります。

 

以 上


 

First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html

日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html