フォーミュラEのルーキーテストで、ギオットとマーティンスがトップ4入りを果たす

フォーミュラEのルーキーテストで、ギオットとマーティンスがトップ4入りを果たす

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、24日にベルリンのテンペルホーフ空港サーキットで開催されたABB FIAフォーミュラE選手権のルーキーテストにおいて、ビクター マーティンスとルカ ギオットがトップ4のタイムを記録したと発表しました。

FIAフォーミュラ2選手権で6回の優勝経験を持つギオットは、フォーミュラEマシンで初となる実戦でしたが、午前中のセッションで2番手のタイムを記録し、午後のセッションでも4番手のタイムを記録しました。

また、2022年のFIAフォーミュラ3選手権のシリーズチャンピオンであり、アルパイン・アカデミーのメンバーでもあるマーティンスは、レース序盤から好調を維持し、午後のセッションでは2位でテストを終えました。

日産フォーミュラEチームは、5月6日にモナコで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権の第9戦に参戦します。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「すべてのプログラムを良い結果で終えることができました。チームのシミュレータードライバーであるギオットは、今回の実戦を通じて、今後のテストに役立つ多くのことを学んでくれたと思います。マーティンスは、チームに加わってすぐに実力を発揮し、ポテンシャルの高さを見せてくれました。チームとしては、ベルリンの厳しいレースウィークエンドを通じて多くのことを学びました。この経験を次のモナコでのレースに活かしたいと思います」

 

ドライバーコメント

ルカ ギオット

「ルーキーテストでの私の役割は、シミュレーターと実車のパフォーマンスの関連性を評価することでしたが、何よりも実車でのドライブに本当に感動しました。 Gフォースや振動など、シミュレーターでは体感できない要素は常にありますが、スピードや純粋なフィーリングという点では、シミュレーターでの想定通りにクルマが動いてくれました。また、テストに向けた準備では、フェネストラズとナトーがサポートしてくれましたし、シミュレーターで得た知見をフィードバックするチームメンバーとも信頼関係を深めました。」

 

ビクター マーティンス

「フォーミュラEは、他のシリーズでの経験とは大きく異なりました。タイヤには溝があるので、スリックタイヤよりグリップレベルが劇的に低下します。また、エネルギーマネジメントも独特なので、ペースを最大化しながら、エネルギーの限界に挑むのはとてもチャレンジングでした。日産フォーミュラEチームは、クルマとチームに適応しやすい環境を整えてくれたので、一周一周を楽しみながら走ることができ、貴重な経験となりました」

詳細はこちら Global.NissanNews.com/FormulaEPressKit

 

以上