日産フォーミュラEチーム、ポートランドでのレースに挑む

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、6月24日にアメリカのポートランドで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9の第12戦に参戦します。

前戦のジャカルタ大会でサッシャ フェネストラズとノーマン ナトーがそれぞれ4位と5位に入賞した勢いをそのままに、ポートランドでの戦いに挑みます。

今シーズン最後のシングルレースは、マイアミ、ロングビーチ、ニューヨークに続く4戦目のアメリカ大会となります。全長3.19kmのポートランド・インターナショナル・レースウェイには12のコーナーがあり、1コーナーと10コーナーへと向かう長いストレートは、オーバーテイクを狙う絶好のポイントになります。

予選は現地時間の12:40、決勝戦は17時にスタートします。(視聴方法はこちらをご確認ください)

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「ポートランドでも、前回のジャカルタ戦のようなパフォーマンスを発揮したいですね。今回はストリートサーキットではないので、面白いレースになるでしょう。トップスピードが非常に高く、エネルギーマネージメントなどの戦略が重要になります。サーキットに適したマシンのセッティングを行い、効率的に速く走るための戦略を立てています。アメリカは日産にとって大きな市場でありますし、モータースポーツが大好きな国柄なので、ファンの皆さんに良い走りを見せられるよう全力を尽くします」

 

ドライバーコメント

サッシャ フェネストラズ:

「ポートランドは、まだ誰も走ったことがない新しいサーキットなので、条件は同じです。チームは、最近のレースで表彰台に近いポジションを獲得しており、私たちに強力なマシンとチーム力があることを証明できています。ポートランドのコースは、既にシミュレーターで走っており、楽しみながら準備を進めています。高速の流れるようなコースなので、私たちのマシンに合うことを期待しています」

 

ノーマン ナトー:

「ポートランドでも、前回のジャカルタ戦のようなペースを維持したいですね。一般的なストリートサーキットではないので、走り方も変わってきます。グリップは高くなりそうですし、省エネの面でも面白くなりそうです。今年一番の戦略的なレースになるかもしれませんね。特に1、7、10コーナーには、長いストレートと広いコースがあるので、オーバーテイクのチャンスを狙っています」

 

日産フォーミュラEチームシミュレータードライバー

ルカ ギオット
「今シーズン唯一の常設コースとなるポートランドは、非常にユニークな会場です。スピードが出るサーキットで、ストレートが多く、コーナーは12個しかありません。オーバーテイクにも適していますし、ドライバーが最後まで走り抜くために、どのようにエネルギーを管理するのかが興味深いです。今シーズンチームは、中高速でのコーナーに強かったので、良い結果を得ることを期待しています」

 

さらに、日産フォーミュラEチームは、数十年前の日産のレースウェアをアップサイクルした新しいストリートウェアコレクション「NISMO Thrifted」を発表しました。サステイナブルファッションデザイナーのミア ダマトが手掛けた本コレクションは、2050年までにカーボンニュートラルを実現するという日産のコミットメントにインスピレーションを得ており、何も無駄にすることのない未来に向けて、誰もが様々な形で貢献できることを示しています。

「NISMO Thrifted」コレクションの詳細はこちら(英語サイト)

 

日産フォーミュラEチームのドライバーが、今シーズンのこれまでを振り返りました。詳しくはこちらをご覧ください。

日産Formula Eの概要はこちら

 

以上