日産フォーミュラEチーム、ディルイーヤe-Prixで3位表彰台を獲得

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、サウジアラビアのディルイーヤで開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン10の第2戦と第3戦に参戦しました。ダブルヘッダーで行われた第2戦ではローランドが13位、フェネストラズはリタイアという悔しい結果に終わりましたが、第3戦では両ドライバー共に素晴らしい走りを見せ、オリバー ローランドが3位表彰台を獲得しました。また、サッシャ フェネストラズも6位に入賞し、チーム合計で26ポイントを獲得しました。

 

音声・字幕:英語のみ

 

第3戦の予選でフェネストラズはグループAでトップに立ち、デュエルの準々決勝まで勝ち進みました。ローランドはグループBで最速タイムを記録した後、3つのデュエル全てに勝利し、決勝のポールポジションとポールポジションに与えられる3ポイントを獲得しました。

ローランドは決勝のスタートで順位を落としましたが、レース終盤に粘り強い走りを見せて3位でフィニッシュし、チーム復帰3戦目にして表彰台を獲得しました。

フェネストラズは序盤から激しいバトルを繰り広げ、終盤はトップ集団に加わる力強い走りを見せて6位でフィニッシュし、今季初ポイントを獲得しました。

チームは3月16日にブラジルで行われるシーズン第4戦サンパウロe-Prixに挑みます。また、3月30日に開催されるシーズン第5戦の東京大会で、フォーミュラE初となるホームレースに挑みます。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは 「第3戦はチームにとって、これまでの努力が報われた本当に良いレースした。ダブルヘッダー初日はペースが上がらず悔しい思いをしましたが、しっかりと調整して2戦目に挑むことができました。26ポイントの獲得は素晴らしい結果です。予選では2台ともデュエルに進出し、ローランドはポールポジションを獲得しました。そして決勝でローランドが3位、フェネストラズが6位に入ったことは、チームとして大きなステップを踏み出したことを示しています。次戦までは時間があるので、この走りをブラジル大会でも再現できるよう、しっかり準備していきます」と語りました。

 

オリバー ローランド

フォーミュラE世界選手権シーズン10 第3戦で第三位獲得。トロフィーを掲げるローランド

「チームにとって素晴らしい結果を残すことができました。これからのシーズンに向けて大きな自信になります。初日は残念な結果でしたが、2日目は立て直してポールポジションを獲得することができました。決勝のスタートではホイールスピンをしてしまい、トップをキープできずに残念でしたが、それでも表彰台を獲得できてとても嬉しいです。マシンにはシーズン当初から高いポテンシャルがあったので、この結果は大きな意味を持ちます。優勝を目標に日産チームに戻ったので、さらに良い結果を目指して次戦に挑みます」

 

サッシャ フェネストラズ

「アップダウンの激しい週末でした。初日は不本意な結果となり悔しい思いをしましたが、2戦目はマシンのセットアップを変更し、ペースを上げることができました。ローランドの走りは素晴らしく、ポールポジションにふさわしい内容でしたね。決勝ではマシンのフィーリングも良かったですし、自分がポイントを獲得できたことも、チームがトロフィーを獲得できたことが本当に嬉しいです。これまでも良い準備が出来ていますし、次戦まで少し時間もあるので、今回のレースをしっかりと分析し、さらに良い結果を残したいと思います」

3位入賞したローランドを祝福して抱擁するフェネストラズ

 

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