日産自動車 国内全生産7工場及び商品開発部門での環境マネジメント国際規格

平成11年3月30日
日産自動車株式会社
広報部

日産自動車 国内全生産7工場及び商品開発部門での環境マネジメント国際規格
ISO14001認証取得を完了
~いわき工場及び開発プロセスでの認証を取得~

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:塙 義一)は3月30日付けで同社いわき工場及び商品開発部門において、環境管理に関する国際規格ISO14001(環境マネジメントシステム)の外部認証を審査登録機関である財団法人日本自動車研究所・審査登録センターより取得した。
今回認証を取得したのは、同社の主力エンジン生産拠点であるいわき工場と輸出を含む生産車の商品
開発部門である。この結果、同社は国内の生産拠点である全7工場及び商品開発部門の自動車開発プロセスでのISO14001の認証取得を完了したことになる。

同社では平成9年5月の追浜工場での認証取得を皮切りに、順次国内各生産拠点及び商品開発部門での環境マネジメントシステムの構築と認証活動を進めてきた。その結果、商品開発部門から国内生産全7工
場までの認証を取得し、一貫した環境マネジメントシステム体制を構築した。

また、海外の主要生産4拠点に関しても環境マネジメントシステムの構築をすすめ、ISO14001に基づく環境マネジメントシステム構築を平成11年3月で完了させ、運用している。なお、英国日産自動車製造会社、メキシコ日産自動車会社、日産モトール・イベリカ会社ではすでに同認証の取得を終え、米国日産自動車製造会社についても近日��に取得が予定されている。

今後、日産自動車ではグローバルに環境マネジメントシステムを拡充し、さらに日産グループの主要関係会社においてもこれまでに培ったノウハウを活用し、環境マネジメントシステム構築もしくはISO14001の認証取得を2001年度を目処に完了させる予定である。
同社ではさらに、国内の販売会社においても、昨年末の廃掃法改定に基づく廃棄物及び廃車のマニュフ
ェスト管理を含め、フロンの回収、オイル、バッテリー、エアバッグそして廃車の適正処理等々、お客様
に安心して車をお使いいただくために、環境マネジメントシステムが必要と考えており、その構築を急ぎ、開発/生産/使用/廃車まで、車のライフサイクルでの環境マネジメントシステム体制を整備する計画である。  
以 上