1999年ル・マン24時間レースレポート(1)

1999 Le Mans 24 / Nissan R391

1999年6月12日
日産自動車株式会社
広 報 部

1999年ル・マン24時間レースレポート(1)

フランス時間 6月12日20:00(4時間経過後)

 

22号車(本山/クルム/コマス) :総合第 7位(最速ラップ3’41”448/クルム)
21号車(コタズ/グーゼン/エクブロム) :総合第10位(最速ラップ3’44”818/グーゼン)

 

フランス時間6月12日午後4:00、1999年ル・マン24時間レースがスタートした。気温25度、路面温度30度の晴天の下、22号車(ニッサンR391)はエリック・コマス選手が12番手からスタート、21号車はグーセン選手が16番手よりスタートを切った。
午後6:00過ぎから空が暗くなり、6:20頃から10分程度ミュルサンヌコーナー付近を中心に雨が降ったが、22号車はコマス選手から本山選手、そしてクルム選手へとドライバーチェンジ、それぞれ2スティントずつをこなしてトラブルなく順調に走行している。
また21号車(ニッサンC52)も予定通りのピットワークをこなしながら、グーセン選手からコタツ選手、エクブロム選手へとドライバーチェンジを行い順調に周回を続けている。

● 柿元 邦彦 監督コメント
「レースの滑り出しは大変好調で全てがうまくいっている。ブリジストンタイヤの性能がいいので、今後それを生かした作戦とることも検討したい。」

● 22号車 本山 哲選手コメント
「ブレーキを踏んで曲がるコーナーで若干オーバーステアが出るが、それ以外は全く問題ない。途中雨が降った時は慎重になった。暑くもなく、寒くもなく快適で問題はない。」

● 「22号車 エリック・コマス選手コメント
「レースの前半はいつでもそうだが、初めのうちは遅い車に悩まされた。アウディより速かったのに追い越す機会はブレーキングの時しかない。車の調子はとてもいい。スタートは上々だ。」

● 21号車マーク・グーセン選手コメント
「スタートは好調。但し、ちょっと速く走りすぎてタイヤがオーバーヒートぎみだった。もっと長いスティントをこなして、上位にあがっていきたい。走り初めの頃は、コースが混んでいてとても走りにくかった。」

● 21号車ディディエ・コタズ選手コメント
「アンダーステア気味だが、心配はしていない。ブリジストンのタイヤ性能は素晴らしく、旧タイヤの時でもラップは新品タイヤの時と変わらない。トラックは混んでいて走りにくいが、全般的に大変満足している。」

以上