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日産フォーミュラEチーム、ポートランドe-Prixでポイントを獲得

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、24日にアメリカのポートランドで初めて開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9の第12戦に参戦しました。チームは前戦からの勢いを維持し、ノーマン ナトーが9位に入賞して2ポイントを獲得しました。

音声・字幕:英語のみ

 

本大会でチームは予選から速さを見せ、サッシャ フェネストラズとナトーはともに準決勝デュエルへ進出しました。今季2度目の同門対決の結果、決勝はフェネストラズが2番手、ナトーが3番手からスタートしました。

フェネストラズは、レース序盤から激しいトップ争いを繰り広げましたが、接触でフロントウイングを破損し、交換を余儀なくされました。ピットイン後、順位を挽回するべく健闘したものの、最終的に15位でフィニッシュしました。ナトーは一時トップに立つなど速さを見せましたが、2回目のアタック・モードで順位を下げ、9位でフィニッシュしました。

次戦は7月15と16日にローマにて、ダブルヘッダーで開催されます。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは「予選では速さを見せたものの、決勝は難しいレースとなりました。フェネストラズは接触後に苦戦しましたし、ナトーもトップをキープできず、ポジションを落とす結果となりました。チームが期待していたほどのポイントを獲得することはできませんでしたが、予選での好成績を前向きに捉えて、次のローマ戦に集中します」

 

ドライバーコメント

ノーマン ナトー:

「予選は素晴らしいペースで、マシンのパフォーマンスに満足していました。しかし、決勝は、サイド・バイ・サイドの攻防を強いられ、難しい戦いとなりました。今回は表彰台を狙えるペースではありませんでしたが、3番手スタートだったことを考えると、9位以上を狙いたかったですね。それでもポイントを獲得できたことには満足しています」

 

サッシャ フェネストラズ:

「今回も、予選で速さを見せることができました。手強いライバル達が揃うグループAのトップに立ち、今季3度目の決勝デュエル進出を果たしたことは、大きな成果です。今回のコースレイアウトはフォーミュラのEマシンにとって、チャレンジングだったと感じています。先頭を走るとエネルギーを消費してしまうので、ほとんどのマシンが前に出たがらず、団子状態が続きました。接触によるピットイン後も全力を尽くしたのですが、挽回しきれませんでした。しかし、予選ではいい結果を残せたので、この経験を次のローマ戦に活かしたいと思います」

 

日産フォーミュラEチームのドライバーが、今シーズンのこれまでを振り返りました。詳しくはこちらをご覧ください。

日産Formula Eの概要はこちら

 

以上